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2月7日(土)放送分
2015年のNHK大河ドラマがオリジナル作品の「花燃ゆ」に決まり、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)が主人公としてクローズアップされることになった。松陰は明治維新で活躍した志士たちを育てた人物として有名だが、その妹・文は一般には無名に近い人物で資料も少ない。女優の井上真央さんが演じる文って誰なのか。NHKによると、高杉晋作や伊藤博文ら、松陰主宰の松下村塾の塾生たちから可愛がられた文の目線で激動の時代を描くという。
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文は、天保元(1830)年に生まれた杉虎之助(のちの吉田松陰)の13年後に杉家の四女として誕生。安政3(1856)年に松下村塾に入門した長州藩の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と翌年結婚し、久坂は杉家で過ごすことになる。その後、安政6(1859)年に兄の松陰は処刑され、元治元(1864)年には夫の久坂が「禁門の変」で自刃するという不幸に見舞われる。
夫を失った文は毛利家に仕え、長州藩最後の藩主・毛利元徳の長男・元昭の守役に抜てき。その後は美和子と名を変え、亡き姉の夫だった群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)の妻となる。群馬の産業、教育の近代化に寄与した楫取は男爵となり、美和子は華族の妻として生きていき、大正10(1921)年に死去する。文には子どもはなかったという。
ドラマの制作統括を務める土屋勝裕さんは過去に「篤姫」「龍馬伝」といった幕末を舞台とした大河ドラマを担当してきた。「幕末ものが得意」という土屋さんは今回、幕末の女性を主人公としたドラマを考え、リサーチする中で、文の存在に注目したという。
土屋さんが文に注目した理由は「現代人は、信長や秀吉になれないけど、文の気持ちは分かる」ということ。「感情移入して見てもらえると考えた。歴史に名を残した人物ではなく、名前は残っていないが、一生懸命に生きた人物にスポットライトを当てた」と説明する。
「花燃ゆ」というタイトルには「命を燃やし、情熱を燃やし、恋の炎を燃やす」という意味を込めたという。また、明治維新の志士を育てた松陰が物語の中心になることから“教育”も一つのテーマとなり、松陰の志を継いだ若者の青春群像としても楽しめる内容を目指すようだ。
「花燃ゆ」は14年8月にクランクイン予定で、放送は15年1月から。(毎日新聞デジタル)
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2026年02月10日 06:00時点
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