妻夫木聡:劇場版ドラえもんでも“青年のび太”役

劇場版3DCGアニメ「STAND BY ME ドラえもん」のアフレコを行う妻夫木聡さん(左)と妻夫木さんが声を担当する大人になったのび太のビジュアル (C)2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会
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劇場版3DCGアニメ「STAND BY ME ドラえもん」のアフレコを行う妻夫木聡さん(左)と妻夫木さんが声を担当する大人になったのび太のビジュアル (C)2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会

 俳優の妻夫木聡さんが、藤子・F・不二雄さん原作の人気マンガ「ドラえもん」を初めて3DCGする劇場版アニメ「STAND BY ME ドラえもん」で大人になったのび太の声を演じることがこのほど、明らかになった。自前の眼鏡をかけてビジュアルからのび太になりきってアフレコを行った妻夫木さんは「子どものころからのび太世代のど真ん中で、当たり前のようにドラえもんってあったので、そのドラえもんに自分が関わるなんて恐れ多いです」と話し「本当に勉強になりました」と振り返った。

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 妻夫木さんは、トヨタの「ドラえもん」実写化CMシリーズで見事にのび太を演じる姿を見せているものの今回、声の出演に対しては「ドラえもんは国民的マンガなので、自分が声をやらせていただいていいのかという葛藤がすごくありました」とオファー時は戸惑いがあったという。「でも『どうしてもお願いしたい』と製作のみなさんから何度もオファーをいただいて、そこまで言っていただいたのでその言葉を信じてやらせていただきました」とコメントしている。

 妻夫木さんの起用理由について、シンエイ動画の梅澤道彦プロデューサーは、CMで違和感なくのび太を演じる妻夫木さんの姿を見て「びっくりしました」といい、「今回映画の中に青年のび太が登場するということで試行錯誤してみましたが、やはり妻夫木さんの顔が浮かびました」と話し「頼りなくて優柔不断だけど憎めない、人間味あふれるのび太になったと思います」と絶賛している。

 同作品は、原作の中でも名エピソードといわれる作品をベースに、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、そしてしずかちゃんへ思いを寄せるのび太の奮闘を、「friends もののけ島のナキ」を手がけた山崎貴監督と八木竜一監督のコンビが3DCGで描く。8月8日に全国公開される。

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