フランスを代表する注目の若手俳優、ピエール・ニネさんが来日し、8日、東京都内で行われた映画「イヴ・サンローラン」(ジャリル・レスペール監督)の会見に出席。今回が初来日となったニネさんは、「日本に来ることができてうれしい。東京にしばらく滞在して、日本の伝統的なものを見てみたいので京都を訪れる予定です」とにっこり。来日して間もないというニネさんだが、日本人の振るまいに感銘を受けたといい、「とてもエレガンス、優雅さを感じます。『イヴ・サンローラン』はエレガンスが重要なテーマだったのですが、そういったものをこの国に感じます」と感想を話した。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「イヴ・サンローラン」は、仏ファッションブランド「イヴ・サンローラン」の創始者で、デザイナーのイヴ・サンローランの人生を描いた伝記映画で、公私共にパートナーだったピエール・ベルジェさんとの愛を軸に、サンローランの輝かしいキャリアと天才ゆえの苦悩を描く。同ブランドが誕生したフランスでは今年1月に公開され、初登場1位を獲得するなど話題を集めている。
出演について、サンローラン役を演じたニネさんは、「思いもよらないオファーを受けて、チャンスがめぐってきた。幸運だと思った」と振り返った。サンローランに似た美しい容姿と演技力で話題を集めているが、サンローランとの共通点を聞かれると、「共通点を探しましたが、自分とは違う人物だとわかりました。それゆえ、準備が大変でした」と苦労も明かした。
若いときから演劇に興味を持ち、俳優になろうと決めたというニネさんは、「役ごとにスタイルを変えていくことが好きなので、毎回顔を変えていくカメレオンのような俳優になりたい」と今後の目標を語った。脚本を書いたり、監督業もしているといい、「長編映画の脚本を書いているので、(映画化を)実現させたい」と意欲的に語った。
サンローランは、1955年にクリスチャン・ディオールのアシスタントとなり、57年に弱冠21歳でデザイナーデビュー。61年、26歳で自らのブランド「イヴ・サンローラン」を設立した。その後、革命的なファッションを次々と発表し、ブランドの礎を築いた。映画は9月6日公開。
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したバーニングゴジラのソフトビニール製フィギュア「GVA-BC ゴジラ1995 Frog Tree 250(バーニングレッド)…
スカーレット・ヨハンソンさんとチャニング・テイタムさんが主演を務め、アポロ計画の裏側と奮闘を描いた映画「Apple Original Films『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)で主人公モアナが楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌う劇…
人気グループ「なにわ男子」の長尾謙杜さんが、2025年4月4日公開の映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)で劇場映画初主演を務めることが11月22日、分かった。ヒロイン役は俳…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…