人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結（みゆ）ちゃんが、9日に放送される人気バラエティー番組「炎の体育会TV」（TBS系）の新企画で、ソチ五輪のフィギュアスケート金メダリスト、ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手を、地元の京都で“おもてなし”した。望結ちゃんは、女優のあき竹城さんとともに、観光名所の二寧坂や祇園を案内して、ソトニコワ選手を喜ばせた。日本でのフィギュアの試合には何度か出場したが、「観光は初めて」というソトニコワ選手は、食べてみたかったという梅ぼしに初挑戦。初の浴衣姿も披露する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　番組では、フィギュアスケート選手として望結ちゃんを応援する長期企画を放送中。5月の放送回で“ロシア武者修業”と題して、スケート大国・ロシアでロケを行った際、ソトニコワ選手と望結ちゃんが対面した場面も撮影しており、2人は「今度は日本で会いましょう」と約束。先日、日本で開催されたアイスショーに出演するために来日したタイミングで、日本での再会ロケが実現した。

　ソトニコワ選手は、二寧坂の風景に「別世界みたい。すごく大好き」と喜び、初めて見る舞妓（まいこ）さんに「映画でしか見たことがないの。夢みたい！」と大感激。茶道体験では「日本茶大好き！　正座も大丈夫」と日本通の一面も見せたという。また、来季の休養を表明した浅田真央選手について「いいライバルだけれど、リンクの外では友達以上の存在」と明かし、「もちろん（休養で）ゆっくりしてほしいけれど、やっぱり（引退せずに選手を）続けてほしい」とコメント。浅田選手のほか、同じく金メダリストの羽生結弦選手への思い、「日本のフィギュア選手の中で、ボーイフレンドにするなら誰？」というあき竹城さんからのきわどい質問にも答えている。

　同番組は、芸能人と一流のアスリートが真剣に勝負をするというコンセプトのスポーツバラエティー。新企画「おもてなしプロジェクト」は、異色の新企画となった。番組プロデューサーは、今回のロケについて「ソトニコワ選手が本当に喜んでくれた。望結ちゃんは、スケーターにとって天上人のような存在の金メダリストと京都を回れることに大興奮していました。ソトニコワ選手の気さくさにも驚いていました」とロケの様子を明かした。また「アスリートは大会だけの来日が多く、意外と日本を楽しめていない。アスリートを応援する番組として、今後もこの企画をやっていきたい」と前向きに語っている。

　9日の番組では、おもてなしプロジェクトのほか、サッカーブラジル代表のスタープレーヤー、ネイマール選手がブラジル・ワールドカップ（W杯）前に、フリーキック阻止率90％のロボキーパー「コージくん」と対決した模様や、ドイツ・スペインオープンのダブルスで最年少優勝を果たした卓球の伊藤美誠選手が、憧れの韓国のガールズグループ「少女時代」のユナさんとサプライズ対面した模様なども放送する。午後6時55分から2時間スペシャルで放送。