吹石一恵:TBSドラマ初主演 夫婦で末期がんと闘う主婦に

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 女優の吹石一恵さんが11月にスタートする連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。(仮)」(TBS系、木曜午後9時)で同局のドラマに初主演することが4日、明らかになった。夫婦でがんになり、余命宣告を受けた家族の実話を基にしたヒューマンドラマで、吹石さんは幼い子ども2人を持ちながら末期の乳がんになってしまう専業主婦の吉岡柊子(とうこ)を演じ、妻に続いて末期の肺がんと診断される夫の賢一役には青木崇高さんを起用した。

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 ドラマは、昨年亡くなった芽生さんが闘病や家族についてつづったブログの内容をまとめたエッセー「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(大和出版)が原案。2人目の子どもを出産した後に、末期の乳がんと診断され余命宣告を受けた柊子と、その数日後に末期の肺がんとして余命宣告を受けた賢一の夫婦が、幼い子どもたちのため、病気を前向きに捉え、立ち向かう姿を描いていく。同局の韓哲プロデューサーは「かけがえのない命と家族の大切さについて考えるドラマにしていきたい」と話している

 吹石さんは「夫婦でほぼ同時にがんが見つかる。そんなドラマ以上にドラマのような出来事にも、お互いを『がん友』と捉えて支え合いながら病気に立ち向かうお二人の姿勢に心を強く動かされました」と話しており、「前向きに『生きたい! がんなんて絶対に治してやる!』という強い気持ちを感じました。生きることに対してネガティブにならず、最後まであきらめなかった姿勢もキャラクターに反映できたら」と意気込みを語っている。韓哲プロデューサーも「女性として、母親としてさらけ出さないといけない難しい役だと思うが、こういう役を演じられる年、キャリアになった吹石さんに、そういった部分を表現してほしい」と期待を込めている。

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