27日に最終回を迎えた吉高由里子さん主演のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の初回(3月31日放送)から最終回までの期間平均視聴率が22.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが29日分かった。大ヒットした「あまちゃん」(20.6%)や「梅ちゃん先生」(20.7%)、「ごちそうさん」(22.4%)を超え、朝ドラでは過去10年で最高の記録となった。
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ドラマは初回が21.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好調な滑り出しで、週間平均視聴率は1週目から21.6%と高視聴率を記録。その後も21~24%台で推移した。最高視聴率は7月5日放送の25.9%(同)で、最終回(9月27日放送)の視聴率は22.3%(同)だった。
ドラマは、「赤毛のアン」などを翻訳した主人公・花子(はな)の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描いた。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。はなは山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて東京の出版社に勤め、翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高さんが10~50代を演じた。最終週「曲り角の先に」(22~27日放送)は、花子が命懸けで翻訳した「赤毛のアン」がついに出版され……という展開だった。
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