女優の安藤サクラさんが20日、東京都内で行われた主演映画「百円の恋」(武正晴監督)の初日舞台あいさつに登場。女性ボクサーになる32歳の主人公・一子を演じた安藤さんは、約2週間という短期間の撮影の中で役作りのために体を絞ったといい、「ヒト科の生物として、人間の肉体がこんなに短期間で変われることにすごく驚いた。神秘的なことだと思った。動物ってすごいと思っていたんですが、いやいや、人間すげーぞ!」と興奮気味に呼びかけ、「人間は動物として最強なんじゃないか。生き物としての自信につながりました」と笑顔を見せて、会場の笑いを誘った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
短期間での“肉体改造”に挑んだ安藤さんは「肉体的にはむちゃをしているんですけれど、(スタッフの)みんなが本当に一子みたいに戦っていて、精神的には苦じゃなかった」。試合シーンの撮影は、「自分でも試合だと思っていた。20時間かかった」と明かし、「アドレナリンがコントロールできないくらい出ちゃって、知り合いに『人を殺しそうな顔』と言われた」と壮絶な撮影を振り返った。
舞台あいさつには、共演の新井浩文さん、脚本の足立紳さん、武監督も登場。安藤さんの演技を間近で見ていた新井さんも「朝イチから延々と(試合の撮影を)やっていて、最後の方はリアルに『明日のジョー』みたい。真っ白な灰になっていた」と振り返り、「自分の映画って客観的には見られないんですけれど、サクラはすごい。本当に自信をもって宣伝できる」と胸を張っていた。
映画は、故松田優作さんの出身地である山口県の周南映画祭で、2012年に新設された脚本賞「松田優作賞」の第1回グランプリに輝いた足立さんの脚本を、映画「イン・ザ・ヒーロー」(14年)の武監督が映像化。32歳の一子(安藤さん)が、働き始めた100円ショップで中年ボクサー狩野(新井さん)と知り合ったことで、自分もボクシングをやりたいと思うようになり……という物語。
11月20日に初フォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売したテレビ東京の田中瞳アナウンサー。「視聴者の皆さんはもちろん、制作側にも信頼されるアナウンサーになりたい」と語る…
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…