ももクロ:主演映画公開で全国行脚へ 全127劇場で舞台あいさつ

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 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(ももクロ)が27日、東京都内で行われた主演する映画「幕が上がる」(本広克行監督)の完成披露試写会後の舞台あいさつに登場し、「史上最大のプロモーション大作戦」として、同グループメンバーが2月13日~3月15日に、同映画を上映する全国127の劇場を舞台あいさつで訪れる計画が発表された。総移動距離は合計で地球一周を上回る約5万キロに達し、主演俳優が127館をまわるのは史上初という。発表を聞いたメンバーと会場に集ったファンからは「えー!」と驚きの声が上がった。

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 イベントにはサプライズゲストとしてももクロファンを公言しているニューヨークヤンキースの田中将大投手も登場。田中投手から「この映画『幕が上がる』を一人でも多くの方に見て頂くために、ももいろクローバーZのみなさんが前代未聞の試みを実行します」と読み上げられ、計画の内容が伝えられた。

 舞台あいさつには田中投手のほか、ももクロの百田夏菜子さん、玉井詩織さん、高城れにさん、有安杏果さん、佐々木彩夏さん、本広監督が出席。百田さんは「初めてのことだらけで、撮影入っても知らないことだらけだったけど一生懸命頑張りました」と撮影を振り返っていた。

 映画は、劇作家の平田オリザさんの青春小説が原作。地方都市の県立富士ケ丘高等学校を舞台に、高橋さおり(百田さん)ら演劇部員が元学生演劇の女王・吉岡先生(黒木華さん)に出会い、全国大会を目指して奮闘する姿を描く。玉井さんが演劇部の看板女優の橋爪裕子、高城さんがムードメーカーの西条美紀、有安さんが県内演劇強豪校からの転校生の中西悦子、佐々木さんがさおりを慕う後輩の加藤明美を演じる。2月28日公開。

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