タレントのタモリさんが19日、東京都内で4月から3年ぶりにレギュラー放送されるNHKのバラエティー番組「ブラタモリ」の会見に、新パートナーを務める同局の桑子真帆アナウンサーとともに登場。「河岸段丘、地層や断層が現れているところに行くと胸騒ぎがする」と“地形愛”を熱く語ったタモリさんは、桑子アナに「いろいろな地形、段差を足の裏で感じてほしい。なるべくハイヒールはやめてもらいたい」と冗談交じりにアドバイスを送った。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　初めて上京した時に群馬県に河岸段丘を見に行ったことがあるというタモリさんは「日本は、こんなにも狭いのに4枚のプレートがひしめきあっていて、地形的にこんなに面白いところはほかにない。旅は地形だけだ思っている」と熱弁。「（ロケ中に）スタッフは地形の方に行かないようにする。（話が）マニアックになりすぎるから」と苦笑いしつつ、「僕は俗にいう“ダンサー（段差ー）”です」と笑いを誘っていた。

　「ブラタモリ」は、タモリさんが江戸の古地図を手に東京の街を“ブラブラ”歩きながら、知られざる土地の歴史や人々の暮らしに迫る人気番組で、第3シリーズまで制作された。新シリーズでは、タモリさんの念願だった本格的な地方ロケも実現。日本全国を“街ブラ”する。4月11日から毎週土曜午後7時半に放送。また3月27日午後10時から、今年1月に放送された「京都」編の完全版も放送される。