女優の新垣結衣さんが28日、東京都内の映画館で開催された主演映画「くちびるに歌を」(三木孝浩監督)の初日舞台あいさつに登場した。中学合唱部の顧問を演じた新垣さんは、恒松祐里さんら合唱部員役12人にサプライズで卒業式を敢行。新垣さんが「本当にお疲れさまでした!」と笑顔で声をかけながら、“教え子”に卒業証書を手渡すと、会場から大きな拍手が起こった。
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映画は、アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を基にした中田永一さんの小説「くちびるに歌を」(小学館)が原作。東京から長崎・五島列島の中学校にやってきた臨時教員の柏木ユリ(新垣さん)が、合唱部の顧問となり、コンクール出場を目指す部員たちに“15年後の自分”に手紙を書くよう課題を出す……というストーリー。
舞台あいさつには木村文乃さんや桐谷健太さんも登壇。新垣さんは桐谷さんが演じた塚本哲男について「(新垣さんが演じた)柏木的には興味がないでしょうね。桐谷さんはすごくいい人ですよ。いいお兄さんです」と話していた。
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