テレビ朝日:年度視聴率2位で終了 日テレに3冠許し「戦略考えたい」

テレビ朝日社屋
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 テレビ朝日は31日、2014年度(14年3月31日~15年3月29日)の視聴率がゴールデン帯(午後7~10時)で10.9%、プライム帯(午後7~11時)で11.3%、全日帯(午前6時~翌午前0時)で7.1%を記録したと発表。2014年(2013年12月30日~2014年12月28日)の年間視聴率に続き、14年度の視聴率でも日本テレビに3冠を許し、各時間帯で2位となった。

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 同局は、2013年には年間視聴率でゴールデンとプライムで2冠を達成したものの、14年に入ってから失速。早河洋会長は「前年比ではテレビ朝日が一番(視聴率の)下げ幅が大きい。1位との差も開きました」と厳しい表情で、「新年度の課題は、なんといっても視聴率の向上。競争に勝てるのか戦略をとことん考えていきたい」と語った。

 視聴率の低下に、早河会長は「ポイントを稼いできたバラエティーの下降」を挙げつつ、「『相棒』に加えて、『ドクターX』が大ブレークした」とドラマの功績を評価。4月期は人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演する連続ドラマ「アイムホーム」も控えており、吉田慎一社長は「高い数字は期待しております」とコメントした。

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