まれ:期間平均19.4%で土屋太鳳は「夢の厳しさを知り、人の優しさに涙」

「まれ」で主演を務めた土屋太鳳さん
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「まれ」で主演を務めた土屋太鳳さん

 26日に最終回を迎えた女優の土屋太鳳(たお)さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」の初回(3月30日)から最終回までの期間平均視聴率が19.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。主演の土屋さんは「『まれ』を育んでくださった皆さま。本当にありがとうございます! 私自身『まれ』を通して夢の厳しさを知り、人の優しさに涙した、まんでいとおしい日々でした。『まれ』の故郷は能登であり横浜であり、皆さまの心です。これからも末永く、里帰りできますように」とファンに向けてメッセージを寄せている。

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 番組を手がけた高橋練 チーフプロデューサーは「『まれ』を大勢の方にご覧いただき、心より感謝いたします。パティシエとして、そして人として希が成長する姿を描いた半年間、たくさんの方からさまざまな形で応援をいただきました。ドラマは終わりますが、希たちのその後に時折思いを寄せていただければ幸いです。改めて、まんでありがとうございました!」と話している。

 「まれ」は3月30日にスタートし、初回の平均視聴率は21.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。1回の平均視聴率の自己最高は4月7日放送の22.7%(同)で、最終回は21.8%だった。初週(3月30日~4月4日放送)の週間平均視聴率は20.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)だったが、第3週(4月13~18日)で初めて20%の大台を割り、以降は第13週(6月22~27日)と第22週(8月24~29日放送)に週間平均視聴率が20%以上を記録した。

 期間平均視聴率は19.4%(同)で、朝ドラは「あまちゃん」(20.6%)や「ごちそうさん」(22.3%)、「花子とアン」(22.6%)、「マッサン」(21.1%)と4作連続で大台超えを記録していたが、2012年放送の「純と愛」(17.1%)以来、5作品ぶりに大台を割った。

 ドラマは、夢ばかり語る父のせいで、一度は堅実な公務員の道を選んだ希(土屋さん)が、夢を持った人々と触れ合い、本当の自分の夢を思い出し、世界一のパティシエを目指す姿が描かれた。希の両親役で大泉洋さんと常盤貴子さんが出演した。 

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