下町ロケット:TBS社長“半沢超え”に期待 「文字通りロケットスタート」

日曜劇場「下町ロケット」で主演を務める阿部寛さん
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日曜劇場「下町ロケット」で主演を務める阿部寛さん

 TBSの武田信二社長は28日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、俳優の阿部寛さんが主演を務める日曜劇場「下町ロケット」が第2話の平均視聴率が初回を上回るなど好調なことについて「勧善懲悪的なところもあって。いじめられて跳ね返していく、そのパターンはスカッとする。(大ヒットドラマ「半沢直樹」の)銀行という舞台より、今回の方が広いのかなあと。すごく共感できる舞台設定で、そういう設定が上手だと思う」と理由を分析。今後については「もちろん半沢を超えてほしい。(第2話の視聴率が初回より良かったことで)これはいい状況だろう、と」と期待を込めて語った。

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 同ドラマは初回平均視聴率が16.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、第2話が初回を上回る17.8%を記録するなどの好調ぶりで注目を集めている。武田社長は好調ぶりを「文字通りロケットスタート」と喜んだ。
 
 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平(阿部さん)は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされ、父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢を諦めきれずにいる……という内容。第2話は、一度は佃製作所を手放すことを覚悟する佃だったが、卑劣な法廷戦略を仕掛けてきたナカシマ工業と真っ向から戦うことを決意する。そんな中、日本を代表する大企業の部長・財前(吉川晃司さん)らが佃のもとに現れ、意外な提案をする……という展開だった。毎週日曜午後9時放送。

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