唐沢寿明:福山雅治引き合いに自虐 「モテない」

早稲田大学大隈記念講堂で行われた映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の試写会に登場した唐沢寿明さん
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早稲田大学大隈記念講堂で行われた映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の試写会に登場した唐沢寿明さん

 俳優の唐沢寿明さんが24日、早稲田大学大隈記念講堂(東京都新宿区)で行われた主演映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(チェリン・グラック監督、12月5日公開)の試写会に登場。早稲田大学の学生とのトークセッションで、一人の男子生徒から「異性にモテる秘訣(ひけつ)」を聞かれた唐沢さんは「今でもモテない」と前置きし、「モテる人っている。福山(雅治)君みたいに立っているだけでモテる人。オレは何かやらないとお金にならない人」と自虐混じりに語り、会場の笑いを誘った。

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 また同じ生徒から「自分の人生に影響を与えた尊敬する人物」を聞かれると、唐沢さんは「ブルース・リー」と即答。「ブルース・リーって“アチャーッ!”って言うだけじゃなく、哲学的な部分も持っていて、『水になりなさい』って言葉があるんだけど、水って入れ物によって形が変わる。俳優になって役をもらえるようになって、やっと言葉の意味が分かるようになった」と語ってみせた。

 映画は、第二次大戦中、リトアニア領事としてユダヤ難民にビザを発給し続け、6000人の命を救ったといわれる外交官・杉原千畝の壮絶な生涯をつづった作品。主演を務めた唐沢さんは「実在の人物を演じるのは初めてで、緊張した」といい「遺族の方をはじめ、あらゆる方に恥ずかしくないよう演じました」と撮影を振り返っていた。試写会には千畝の天真らんまんな妻・幸子(ゆきこ)を演じた女優の小雪さんも登場した。

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