井上真央:美和の墓に「花燃ゆ」最終回を報告 「幸せでした」

山口県防府市の大楽寺の楫取家の墓を訪ねた井上真央さん=NHK提供
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山口県防府市の大楽寺の楫取家の墓を訪ねた井上真央さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で主人公・楫取美和を演じる女優の井上真央さんが13日、ドラマの最終回(同日放送)を前に、山口県防府市の大楽寺の楫取家の墓を訪ねた。井上さんは「今は、無事に撮影を終えることができたという気持ちと一方で終わってしまうんだなという寂しい気持ちでいっぱいです。楫取家の墓前では、この役を通じて、貴重な経験をすることができて幸せでした、ありがとうこざいました……とご報告しました」と語った。

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 井上さんはドラマの出演が決まった際も、プライベートで大楽寺を訪れたといい「大雨の中、迷子になりながら探したので、とても印象深く、あの時を思い出しながらお参りしました」と話した。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰(伊勢谷友介さん)の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞(東出昌大さん)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令の楫取素彦(大沢たかおさん)と再婚した人物。文は美和と名を改めている。

 最終回「いざ、鹿鳴館へ」は、美和(井上さん)と楫取(大沢さん)が、有力者に群馬の鉄道建設の資金援助を訴えるために、鹿鳴館に行く……という展開。NHK総合で13日午後8時ほかで放送。

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