アイドルグループ「NMB48」の山本彩さんが、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの芥川賞受賞作「火花」を初実写化する米動画配信サービス「Netflix（ネットフリックス）」のオリジナルドラマに出演することが22日、明らかになった。山本さんは、主人公の売れない芸人・徳永が、天才肌の先輩芸人・神谷と出会った熱海で、初めて2人で訪れた居酒屋の店員を演じる。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「火花」は、徳永が神谷と電撃的に出会って弟子入りを申し込み、やがて頻繁に会うようになるが……という物語。徳永を林遣都さん、神谷を波岡一喜さん、神谷と同居している女性・真樹を門脇麦さんが演じる。

　山本さんは、作品について「上京してきて、夢や野望を持って立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなとも思います」といい、「私も自分に重ねて、頑張ろうという気持ちにもなったので、ぜひみなさんにも見ていただいて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とメッセージを寄せている。

　追加キャストが発表され、山本さんのほか、染谷将太さんと菜葉菜さんが徳永が所属する事務所・日向企画の社員役、田口トモロヲさんが日向企画の社長役、小林薫さんが徳永と神谷が入る武蔵野珈琲店の主人役、お笑いコンビ「井下好井」の好井まさおさんが徳永の相方役、お笑いコンビ「とろサーモン」の村田秀亮さんが神谷の相方役で出演することも発表された。

　ドラマは、各話40～50分の全10話で、2016年春配信予定。