映像配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」とマーベルが共同制作しているオリジナル海外ドラマ「Marvel デアデビル」シーズン2で、主演を務める英俳優のチャーリー・コックスさんの来日記者会見が31日、東京都内で行われ、空手家で女優の武田梨奈さんがスペシャルゲストとして登場した。ヒーローのデアデビル風の髪形と赤いミニドレス姿で、デアデビルのマスクをかたどった花束をプレゼントした武田さんは、コックスさんに「僕より赤の着こなしが似合う」と絶賛されにっこり。会見後の取材では「シーズン3があるなら、ぜひ呼んでいただきたい。(コックスさんに)『共演したい』と話したら『実現しましょう』と言ってくださった」と、自ら主演俳優に売り込んだことを明かした。
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「Marvel デアデビル」は、「アベンジャーズ」や「X-MEN」「スパイダーマン」を生み出したマーベルの本格アクション・エンターテイメントドラマ。昼は弁護士、夜は覆面のヒーロー“デアデビル”として、正義のためにニューヨークのヘルズ・キッチンを舞台に闘うコックスさん演じるマット・マードッグの活躍を描いており、素手で棒やナイフなどの武器を操るフィリピン武術「カリ」や中国武術などの要素を取り入れたリアルなアクションが最大の見どころとなっている。武田さんは、日本のリアル・アクション女優として会見に登場した。
武田さんは「既にドラマにどっぷりはまってしまって、特にアクションシーンは何度も繰り返し見ています」といい、「マスクをしてのアクションはすごく大変だったんじゃないかなと思うんですが」と質問すると、コックスさんは「僕にけがはないんですけれど、マスクの赤い色で遠近感が狂ってしまって、距離を間違えてスタントマンを殴ってしまうことがある」とアクションの苦労話を披露した。武田さんのことは映画などで知っていたといい、「デアデビルとして武田さんと戦ったら勝てる?」という質問には「絶対負ける。唯一勝てる方法は逃げることだと思います」と即答して、武田さんを笑わせていた。
シーズン2は、マット扮(ふん)するデアデビルの活躍で、ヘルズ・キッチンは平和を取り戻すが、街ではマフィアが再び陰謀を企て始める。さらに犯罪者を容赦なく殺りくする処刑人・パニッシャーや、マットのかつての恋人で暗殺者のエレクトラが登場し……というストーリー。Netflixでストリーミング配信中。
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