真田丸:信繁の3人目の妻役に岸井ゆきの 大河初出演

「真田丸」に出演する岸井ゆきのさん
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「真田丸」に出演する岸井ゆきのさん

 俳優の堺雅人さんが主演のNHK大河ドラマ「真田丸」に、女優の岸井ゆきのさんが出演することが22日、明らかになった。岸井さんは東京ガスのCMなどに出演してきた女優で、大河ドラマに出演するのは初めて。主人公・信繁(堺さん)の3人目の妻となるたかを演じる。岸井さんは「いつか時代劇に出たいという漠然とした思いはありましたが、まさか、『真田丸』に出られるなんて! うれしくて、今もどきどきしています」と出演を喜んでいる。

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 岸井さんが演じるたかは、秀吉によって切腹に追い込まれる関白・豊臣秀次(新納慎也さん)の娘で、秀次一門の処刑を免れ、信繁の3人目の妻となる。

 岸井さんは、撮影について「リハーサルでは素晴らしい共演者の方々に囲まれ、撮影では画面越しで見ていたはずの信繁さんが声をかけてくださり、私は緊張で土偶のように固まってしまいましたが、最近、ようやく少し会話ができるようになってきました。私にとってすべてが新鮮で斬新でときめくような現場で、撮影終わりの帰り道が虚しくなるほどです」と話している。

 番組を手がける家冨未央プロデューサーは、岸井さんの起用理由を「映画で岸井さんを見た時、スッと刺すような熱い“まなざし”にくぎ付けになりました。真田丸のたかは、秀吉への恐怖心から自害する悲劇の関白・秀次の娘。命を奪われる窮地を脱し、予想だにしなかった運命を歩みます。弱き父を見守る深い愛と、運命を受け入れる強さを、岸井さんの目に感じ取ってください!」と説明している。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、大泉洋さんや草刈正雄さん、長澤まさみさんらが出演している。放送はNHK総合で毎週日曜午後8時ほか。

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