玉木宏:特捜検事役で社会派ドラマ初挑戦

テレビ東京のスペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」で主演を務める玉木宏さん (C)テレビ東京
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テレビ東京のスペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」で主演を務める玉木宏さん (C)テレビ東京

 玉木宏さんがテレビ東京のドラマスペシャル「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」で、東京地検特捜部の検事・冨永真一役で主演を務めることが20日、明らかになった。テレビ東京のドラマは初出演で、社会派ドラマも初挑戦となる玉木さんは「非常にチャレンジングな作品」とし、「今だからこそ、僕自身の年齢に近く、重厚な検事という役がいただけたのだと思います」と検事役を演じることについて語っている。

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 ドラマは真山仁さんの長編小説「売国」(文藝春秋)が原作で、秋に本社を移転する同局の「六本木3丁目移転プロジェクト」の一環として放送される。東京地検特捜部に赴任した冨永が「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平が絡む闇献金疑惑事件の捜査に奔走しているとき、親友で文部科学省で宇宙開発を担当している近藤左門から宇宙開発にまつわる疑獄事件の告発メッセージを託され……というストーリーが展開される。監督は映画「沈まぬ太陽」などの若松節朗さん、脚本は「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」などの金子ありささんが担当。放送は年内を予定している。

 玉木さんは台本について「現在の世の中の流れからすると、非常にチャレンジングな作品だなと思いました。テレビ東京だからこそ、できるのかもしれません。原作とは多少設定が変わっている部分はありますが、大きな軸は変わることなく、原作にあった『正義』と『夢』というテーマはしっかり掲げられると思います」と感想をコメント。また、演じる冨永についても「冨永は30代後半で、年齢は重ねているけれども、検事として特捜部に移ったばかりで、どこか初々しさがあって……」と説明し、「そういった、年齢的な若さではない『初々しさ』を演じていきたいです」と意気込みを語っている。

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