女優の室井滋さんが1日、東京都内で行われたディズニー/ピクサーの劇場版アニメーション「ファインディング・ドリー」(アンドリュー・スタントン監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。この日は、室井さんが演じた主人公・ドリーの幼少期“ベビー・ドリー”の日本語吹き替えを務めた子役の青山ららちゃん(5)とニモの声を担当した子役の菊地慶君(8)も同席し、室井さんは2人の演技を絶賛した。
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声優初挑戦というららちゃんはアフレコを振り返り、「ちょっと難しかったけど楽しかった」とにっこり。そんなららちゃんの声について、室井さんは「最初、ベビー・ドリーも自分がやるのかなと思って練習していたけど、やっぱり“本物”にはかなわないなと。すごく可愛かった」と舌を巻いた。
また、ニモの声を担当した慶君は、「声を低くするのが難しかったけど、笑ったり、楽しい場面は自分も楽しくなった」と回顧。室井さんは慶君の演技について、「(前回から)ニモはちょぴり大きくなって、ドリーをかばってくれるようなところがあって、どんな男の子なのかなと私も楽しみにしていたら、こんなに可愛い子だったので、この子がかばってくれたんだなと。きりっとした話し具合がすごいすてき」と褒めたたえ、「私、気持ちがドリーになっちゃってまして、彼のことがニモにしか見られないので、このままみんなで水族館にいったほうがいいんじゃないかな」と話して笑いを誘った。
ファインディング・ドリーは、人間に捕まったカクレクマノミのニモを救出しようとするニモの父親のマーリンとナンヨウハギのドリーの冒険を描いた「ファインディング・ニモ」(2003年公開)の続編で、忘れんぼうのドリーが、ただ一つ忘れられなかった“家族との思い出”をふとした拍子に思い出し、友達のニモらと冒険に出る……というストーリー。室井さんが主人公・ドリーの日本語吹き替えを担当したほか、お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武さん、俳優の上川隆也さん、モデルでタレントの中村アンさんらも日本語吹き替えを担当している。
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