芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「べっぴんさん」は第4週「四つ葉のクローバー」を放送。24日の第19回では、すみれ（芳根さん）は、育児に詳しい看護婦の明美（谷村美月さん）に外国式おしめの作り方を教えてもらおうとするが断られてしまう。それでもあきらめないすみれは、義兄の潔（高良健吾さん）に生地の調達を相談。その帰り、女学校時代の親友・良子（百田夏菜子さん）の消息を知る……。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

　第3週「とにかく前に」では、義兄の潔（高良健吾さん）が戦地から復員。空襲で神戸の家を失い、疎開先の近江で姉のゆり（蓮佛美沙子さん）とつらい生活を送っていたすみれは、神戸に戻って夫の紀夫（永山絢斗さん）を待つことにするが、生活は困窮する。持っている物を売ってしのごうとするも、潔に「これからは自分で仕事をして自分の力で生き抜かねばならない」と諭され、幼いころからなじみの靴屋・麻田（市村正親さん）の店の一角で、手作りの手芸品の販売を開始する。しかし、商品はまったく売れず、あきらめそうになるすみれだったが、ある日、外国人通訳のジョン（ドン・ジョンソンさん）の妊娠中の妻・エイミー（シャーロット・ケイト・フォックスさん）と出会い、外国式のおしめの存在を聞く……という展開だった。