注目映画紹介:「劇場版マジェスティックプリンス」 ザンネン5再び 新キャラも魅力的

「劇場版マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子-」のチームラビッツのメンバー (C)2016 創通・フィールズ/MJP製作委員会
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「劇場版マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子-」のチームラビッツのメンバー (C)2016 創通・フィールズ/MJP製作委員会

 ロボットアニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の劇場版「劇場版マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子-」(元永慶太郎監督)が4日、公開された。「マジェスティックプリンス」は、放送終了から約3年たっているが、根強い人気で、“保護者”と呼ばれる熱いファンが多いことでも知られている。“ザンネン5”が戦いの中で力を発揮していく姿を楽しめるのは、新作を待っていた保護者にはたまらないだろう。また、個性的な新キャラクターの登場も見どころだ。

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 「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」は、人類に対して攻撃を開始した汎(はん)銀河統一帝国を名乗る謎の勢力・ウルガルと、特務機関MJPに所属するチームラビッツの少年たちの戦いを描いたロボットアニメ。2013年4月から全24話が放送された。劇場版は、主人公のヒタチ・イズルが意識不明の状態になってしまった中、ウルガルの皇族の遺伝子を持つディオルナが地球に侵攻する。

 主人公のイズルは下手な美少女マンガを描くことが趣味など、チームラビッツのメンバーは個性的で、ザンネン5と呼ばれている。劇場版では、イズルが意識不明の中、苦戦を強いられるが、プレッシャーに弱いアサギ・トシカズの頑張りっぷりが見どころで、バトルシーンはザンネン5が戦いの中でそれぞれに力を発揮していく。また、テレビシリーズでもおなじみの独特の間のギャグシーンも楽しめるのはファンにはうれしいところだろう。

 新キャラクターも魅力的だ。同作の大ファンだったという杉田智和さんが声優を務める教官のスギタは少し“ザンネン”。久野美咲さんが担当する敵、ディオルナは、ウルガル語で下品な言葉を連発するが、下品すぎてドキッとしてしまった。テレビアニメから引き続き、相葉裕樹さんがイズル、浅沼晋太郎さんがアサギを演じるほか、日笠陽子さんや井口裕香さん、池田純矢さん、渡辺明乃さんらが声を担当している。4日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(小西鉄兵/MANTAN)

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