俳優の菅田将暉さんが、今年最も輝いた男性に贈られる「GQ メン・オブ・ザ・イヤー 2016」に選出され、東京都内で21日に行われた授賞式に出席。菅田さんは、デビュー作「仮面ライダーW」で共演した歌手で俳優の吉川晃司さんとの同時受賞に、「今日は、お父さんが見ている前で走る運動会のような心境だった。緊張が少し解けました」と語り、吉川さんと笑い合っていた。
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今年、9作品の映画のほか、ドラマやCMに多数出演したことで選出された菅田さんは「23歳で(男としての)生き様を見せていないけど、今年は、自分なりに突っ走った一年」と振り返り「満たされていない何かが、満たされた気分」と受賞の喜びを語った。
同賞には、渡辺謙さんも受賞し出席。菅田さんは「隣に渡辺謙さんがいて、このステージの高さを実感しました」といい「大変だったのは、(カメラの)フラッシュとかの明かりに慣れなくて、目がしばしばしてしまう」と明かすと、渡辺さんから「カメラの方を見るのではなく、カメラの上の方を見るといい」とアドバイスされていた。
同賞は、男性向けライフスタイル誌「GQ」日本版(コンデナスト・ジャパン)が06年から毎年選出しているもので、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」、リオ五輪柔道金メダリストのベイカー茉秋選手、同陸上400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、山縣亮太の4選手、指揮者の小澤征爾さんも受賞。授賞式に、小澤征爾さんはスケジュールの都合で欠席した。