ワンピース
第1156話 憧れのエルバフ!再会のでっけェ宴
4月5日(日)放送分
2003年に公開され大ヒットした「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」のMovieNEX(ブルーレイディスクとDVD、スマホで本編が見られるデジタルコピー、購入者限定のスペシャルサイトのセット)がリリースされた。米カリフォルニア州エメリービルにあるピクサー・アニメーション・スタジオを訪ね、その内部の様子やスタッフの証言などから名作が生まれた環境や背景を探った。
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オークランドの北に位置し、サンフランシスコ湾に面したエメリービル。元は缶詰工場だったという6万平方メートルの土地に「ピクサー・アニメーション・スタジオ」はある。
「PIXAR」のロゴが掲げられたゲートをくぐり、左手の並木道を抜けると、高さが約6メートルあるというピクサーの作品の冒頭に必ず出てくる電気スタンド「ルクソーJr.」と黄色に青のライン、赤の星印が入った「ルクソーボール」が現れる。その右手にはスタジオ創設に関わったスティーブ・ジョブズの名前を冠したガラス張りの「THE STEVE JOBS BUILDING」が建っている。本館といえるこの建物は、ジョブズが亡くなった2011年の翌年にこの名前が付けられたという。
ガラス張りの建物の中に入ると「カーズ」や「Mr.インクレディブル」のキャラクターやレゴブロックでできた「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーやウッディが出迎えてくれる。壁面に巨大な「ファインディング・ドリー」のコンセプトアートが掲げられたラウンジにはアカデミー賞のオスカー像など数々のトロフィーがずらりと並び、ここが名作の生まれる「ピクサー・アニメーション・スタジオ」なのだと実感させられる。
そこを抜けると、正面には吹き抜けの高い天井に外光が差し込む明るいアトリウム。その右手にはショップ、メールボックス(文書室)、シリアルやバナナなどを常備したシリアルバー、左手にはカフェラウンジが広がる。最近のサンフランシスコの健康志向を反映して、スタジオ内で出される食べ物はオーガニックなメニューが多いという。
1階アトリウムの奥には試写室「STEVE JOBS THEATER」があり、作品の試写なども行われる。このように1階は開けたスペースになっており、スタッフはみなここを通って実際に作業する上階に上がるため、他のチームのスタッフとも自由に交流しやすいというメリットがある。
2階は左右に分かれており、それぞれ右脳と左脳をイメージしているという。2階の通路はエキシビションのようになっており、香港のディズニーランドの「トイ・ストーリー」のアトラクション用などレアなポスターの数々や最新作「ファインディング・ドリー」のデッサンや背景画、キャラクター模型などが展示されていた。左右のブリッジ部分の一角には、茶色の革張りの古びた椅子が数脚置かれていた。この椅子はディズニー時代から使われていたもので、ピクサーの“温故知新”の製作姿勢を象徴しているという。
「THE STEVE JOBS BUILDING」を出て、建物の前に広がるプロムナード「パークアベニュー」を右手に進むと、左手に「BROOKLYN(ブルックリン)」という建物が現れる。レンガ造りの重厚感ある3階建ての建物だが、屋上に鳥のキャラクターがとまっているのがピクサーらしい。中に入ると「モンスターズ・インク」のサリーとマイクや「ファインディング・ニモ」でマーリンとドリーがサメと遭遇している場面のオブジェ、「メリダとおそろしの森」の大きな一枚絵などがお出迎え。1階には天井の高さまである暖炉、その前にソファとテーブルが置かれ、じゅうたん敷きになっており、自宅のリビングのような暖かみがあるスペースが広がる。
壁にはレンガ模様と同化した「ファインディング・ドリー」のタコのキャラクター、ハンクが隠れていたり、床の模様に「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーや「レミーのおいしいレストラン」のネズミのレミーがスプーンを背負ったシルエットがまぎれていたりと、随所にキャラクターや作品への愛と遊び心が隠されている。壁にはピクサーのクリエーティブ部門の責任者であるジョン・ラセターさんの創設当時と思われる若かりし頃の写真やジョージ・ルーカス監督からの手紙、かつて野球場だったという同所の足跡を残した展示など、歴史と初心を忘れないスタッフの総意が室内にあふれていた。
1階の奥にあるレコーディングスタジオでは、「ファインディング・ドリー」のドリーとジンベイザメのデスティニーが遭遇したシーンのアフレコを体験。二つのキャラクターのスピード感のあるやりとりを英語のせりふでアフレコするのはかなり難易度が高かった。
スタジオの横にあるキッチンではカフェラテのクリームに「ファインディング・ドリー」に登場するキャラクターをココアパウダーで描くラテアートにも挑戦。キャラクターの形にくり抜いたアクリル板をカップの上に置いてパウダーを振りかけるのだが、力加減が結構難しかった。
「BROOKLYN」内にはビリヤード台、建物の周りにはサッカー場やプール、バスケットボールコート、ジムなど、体を動かすことができるスペースやハンモック、バーベキュー施設などもあり、敷地内でスタッフがリフレッシュすることができるよう配慮されており、創作に存分に打ち込める環境が整っていると感じた。
「THE STEVE JOBS BUILDING」の1階にあるギフトショップの店長のバレリー・ハサウェイさんは、スタジオのキャラクターを商品化する部門のスタッフだったが、7年前に「スタジオがこの地に移ってきたときに、ラセターさんに『お店をオープンさせたい』と懇願してショップを作ってもらった」という。ハサウェイさんは店内のデザインや仕入れも自身で担当し、ショップは「自分の子供のようにいとおしい」と話す。ハサウェイさんの例でも明らかなように、年齢やキャリアの上下関係にはこだわらず、自由に意見を言い合い、いいアイデアだと思ったらすぐに実現させる空気がスタジオ内には漂っている。
「ファインディング・ドリー」のプロデューサー、リンジー・コリンズさんはスタッフ間の雰囲気について、「クリエーターたちが家族のような雰囲気があるからこそ、『さあ、長くつらい工程だがもう一回やるぞ』という気にさせてくれる」という。
日本人クリエーターの小西園子さんは「(スタッフ間で)お互いによく(話を)聞きますね。同じ部内でもあれどういうふうにやったの?って聞いたり、すごく(スタッフ同士の)環境が透明なんですよ。元から壁がない」といい、原島朋幸さんも「隠さないですね。みんなオープンというか、聞かれれば情報とか技術的なこととかがどんどんみんなでシェアしていく、部内でも社内でもそういう空気がある」という。
「ファインディング・ドリー」のアンドリュー・スタントン監督が「僕たちは常に、作品ではなく、人材に投資をしてきた。というのは、人こそが作品を決めていくものだから。僕はこのことをとても誇りに思う」と話すように、人材を一番に考えてきた「ピクサー・アニメーション・スタジオ」は、1200人のスタッフが家族のような関係や心地よい環境の中で製作する体制が整っているため、良質で世界的にヒットする作品が次々に生まれてくるのだろう。
ピクサーの最新作「ファインディング・ドリー」は、物忘れの激しいナンヨウハギのドリーが主人公。前作「ファインディング・ニモ」で、カクレクマノミのマーリンと出会い、人間にさらわれた彼の愛息ニモの救出劇に一役買ったドリー。今作は、その冒険から1年後、グレートバリアリーフのサンゴ礁で幸せに暮らすドリーが、今度は、ニモとマーリンの助けを借りながら、自分の家族を探す旅が描かれている。
(取材・文・撮影:細田尚子/MANTAN)
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