モンスター
#6 変わらないもの
11月18日(月)放送分
放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合、毎週日曜午後8時ほか)で直虎の母・千賀を演じている女優の財前直見さんが同作ゆかりの浜松市や静岡県御前崎市を訪ねる紀行番組「ふるさとで発見!井伊直虎 ~静岡に残る“おんな城主”の素顔~」が、27日に中部7県で放送される。財前さんは、現地で今も受け継がれている直虎の“素顔”を訪ね、「この土地の人柄のよさとか、ご先祖様を思う気持ち……直虎を思う皆さんの温かい気持ちが伝わってきました」と大河ドラマへの気持ちを新たにしている。
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番組で財前さんは、浜松市川名地区で、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を祈願する祭礼で国の重要無形民俗文化財の「川名のひよんどり」を目の当たりにした。「川名のひよんどり」は、室町時代から続く行事で、直虎も見ていたかもしれないという踊りを見た財前さんは「鳥肌が立った。直虎が見ていたんだと思って」と感激した様子。また、同市久留女木(くるめき)地区にある“竜宮小僧”の伝説が残る棚田と湧き水を訪問し、湧き水で作った米のおむすびを食べ、「かめばかむほど甘みが出てくる。いい景色と、いい天気と新鮮な新米、とてもおいしい」と喜んだ。
「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼(なおすけ)の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリーが描かれる。
「ふるさとで発見!井伊直虎 ~静岡に残る“おんな城主”の素顔~」は、不定期で放送されているNHK名古屋放送局の地域情報番組「金とく」(NHK総合)で、27日午後7時56分から放送。
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