NHK大河ドラマ:2019年主演は中村勘九郎&阿部サダヲ “リレー”形式でバトンつなぐ

2019年のNHK大河ドラマの主演に決まり会見に出席した中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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2019年のNHK大河ドラマの主演に決まり会見に出席した中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマの主演を、中村勘九郎さんと阿部サダヲさんが務めることが3日、明らかになった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。ドラマは宮藤さんのオリジナルでタイトルが「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に決まったことも明らかにされた。

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 中村さんは日本人初のオリンピック出場選手の金栗四三役、阿部さんはコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役で、中村さんと阿部さんは“リレー”形式で主演のバトンをつなぐという。

 2019年の大河ドラマのテーマは「オリンピック」で、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶり。

 演出は井上剛さん、制作統括を訓覇圭チーフプロデューサー(CP)が担当し、13年前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」のスタッフが再結集することでも話題を集めている。

 放送は19年1月から。18年は鈴木亮平さん主演の「西郷どん」が放送される。

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