TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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新学期もスタートして、ゲーム市場全体としては閑散期。動きの少ないランキングとなりました。そんな中「モンスターハンターダブルクロス」(3DS、カプコン)がV5を達成。まだまだ高い人気をキープしています。2位以下にも「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(NS、任天堂)、「マリオスポーツ スーパースターズ」(3DS、同)といった定番タイトルが並びました。
11日に「ドラゴンクエスト11」(3DS・PS4、スクウェア・エニックス)の発売日が7月29日と発表され、さっそく予約もスタート。両ハード合わせて「ドラゴンクエスト9」の120%を超える素晴らしい立ち上がりで、大人気タイトルのすごさを見せつけられました。3DS版とPS4版の内訳は今のところほぼ半々というところです。予約開始直後ということもあり、今はコアゲーマー中心ですが、次第にライト層が増えてきて予約数はさらに伸びるとみています。
新作の「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」(3DS、任天堂)が断トツでしょう。1990年代にファミコンで発売された「ファイアーエムブレム外伝」のリメークにあたりますが、びっくりするほどの予約数を記録しており、原作を知る古くからのファンというよりは、完全新作という解釈で「ファイアーエムブレム覚醒」「ファイアーエムブレムif」などを楽しんだ“次世代”とでもいうべき年若いユーザーの支持を集めているとみています。スマホ版の「ファイアーエムブレムヒーローズ」の人気も予約に貢献しているのでは。
続くのは「プロ野球 ファミスタ クライマックス」(同、バンダイナムコエンターテインメント)か。こちらもすごい数の予約が入っており、ひょっとすると品薄になるかもしれません。プロ野球が開幕したこの時期に発売される唯一の野球ゲームという点も注目を集めている要因のようですね。3位には「ダークソウル3 THE FIRE FADES EDITION」(PS4、フロム・ソフトウェア)が入るとみています。
1位 モンスターハンターダブルクロス(3DS)
2位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(NS)
3位 マリオスポーツ スーパースターズ(3DS)
4位 ワンツースイッチ(NS)
5位 ゴーストリコン ワイルドランズ(PS4)
6位 LEGOワールド 目指せマスタービルダー(PS4)
7位 無双スターズ(PS4)
8位 ニーア オートマタ(PS4)
9位 ホライゾン ゼロ ドーン(PS4)
10位 スーパーボンバーマン R(NS)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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