俳優の間宮祥太朗さんが22日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で上映された映画「お前はまだグンマを知らない」(水野格監督)の舞台あいさつに登場した。間宮さんは「こんなに見どころばかりの沖縄にいるのに、群馬の映画を見るという……。本当にありがとうございます」とあいさつして会場を盛り上げた。
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映画は「未開の地グンマー」「日本最後の秘境」など、独特のいじられ方でインターネットを中心に話題を呼んでいる群馬県を舞台にした井田ヒロトさんのギャグマンガが原作。「月刊コミック@バンチ」(新潮社)のウェブコミック配信サイト「くらげバンチ」で連載中で、県民あるあるネタと強すぎる地元愛が反響を呼び、コミックスの累計発行部数は50万部を突破。3月に日本テレビ系でドラマ化されている。
舞台あいさつには、出演している間宮さん、吉村界人さん、お笑いトリオ「ロバート」の山本博さん、椿鬼奴さんが出席し、劇中の群馬ネタについて語った。群馬県出身の山本さんは「よく見たら群馬ネタがめちゃくちゃ細かいんですよ。群馬の人間からしたら全部見て回れるような」と群馬の魅力を熱弁。会場に群馬県出身の観客を見つけると「ネーティブグンマー!」と喜んだ。
一方、自身は横浜出身の間宮さんは、群馬県について「全然分かってないです。この作品の中で起きてることだけしか」と苦笑。山本さんが「群馬に来たらヒーローですよ! 群馬では(原作が)『ONE PIECE』より売れてるんですから」というと、間宮さんも「ドラマは放送時間の枠で一番高い視聴率を取ったみたいです。群馬人、どれだけ見ているんだと。群馬人のパワー恐るべし」と驚いていた。
沖縄国際映画祭は、映画、音楽、ファッション、お笑いなど各種エンターテインメントを融合させたイベントで2009年から開催され今回で9回目を迎えた。映画祭のイベントは那覇市、宜野湾市、沖縄市など、過去最大規模となる県内12市町村で20カ所以上で23日まで開催。
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