俳優の窪田正孝さんが2日、東京都内で行われた主演映画「東京喰種トーキョーグール」(萩原健太郎監督)のキックオフイベントに出席。イベントには原作者の石田スイさんもチャットで参加し、映画化について「万が一実写化するならこの人(窪田さん)がいいなと感じた」とコメント。オファーを受けた窪田さんは「生みの親である先生に、じきじきにこう言っていただけるのは本当に光栄」と喜び、「(オファーには)すごくびびって、先生がコメントを出してくれるからこそ、救われた部分がたくさんありました」と振り返った。
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イベントは、六本木ヒルズ(東京都港区)の「YouTube Space Tokyo」で行われ、動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」で世界同時中継された。イベントには、萩原監督、大角正・松竹常務取締役映像本部長、同社の永江智大プロデューサーも出席した。イベントでは、主題歌をロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さんのソロプロジェクト「illion」が担当することや、映画が中国、豪州、英国、フランスなど23カ国で上映されることが発表され、映画の特別映像も公開された。
主人公の金木研(カネキ)を演じた窪田さんは、ユーザーから「撮影での苦労や役作り」について聞かれ、「初期のカネキは今時でおとなしい青年。人間側とグール側、その両方によってカネキが形成されていく。受け身になってグールに触れていくことに徹していました。あとはマスクが苦しかったです」と苦笑した。
萩原監督は「撮影の前に、窪田さんと話し合いをしたか」という質問に、「原作で(カネキの)描かれていない部分を、クランクイン前に窪田さんと話し合いました。お互い思ったことを語り合い、初日にカネキの部屋のシーンから撮影したのですが、話し方、トーン、間合い(表現したかった)カネキそのものの姿があった」と窪田さんの演技を絶賛。窪田さんは「サンキュー! ベリーベリーマッチ」と英語で応えていた。
「東京喰種」シリーズは、人肉を食らう怪人・喰種(グール)をテーマにした石田さんの人気マンガ。2011~14年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載され、14年からは新章「東京喰種トーキョーグール:re」が同誌で連載されている。コミックスは累計2300万部以上を発行しており、14年と15年にテレビアニメも放送された。
映画版は、喰種が人間と同じように暮らしている東京が舞台。さえない大学生の金木研(カネキ・窪田さん)は事故で移植を受け、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生の霧嶋董香(トーカ・清水富美加さん)と出会うが、あんていくは喰種が集まる店だった。やがて、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの厳しい戦いが始まり……というストーリー。7月29日公開。
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