夏帆:初アクションで奮闘 ルーマニア語にも初挑戦で「何が正しいのか…」

番組「東京ヴァンパイアホテル」完成披露試写会に登場した夏帆さん
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番組「東京ヴァンパイアホテル」完成披露試写会に登場した夏帆さん

 女優の夏帆さんが16日、東京都内で行われたAmazonプライム・ビデオの新たな日本オリジナル番組「東京ヴァンパイアホテル」(園子温監督)の完成披露試写会に、共演の満島真之介さん、園監督とともに登場。同番組で初めて本格的なアクションに挑戦した夏帆さんは「本当に過酷な現場だっただけに、今日無事に配信日を迎えられて、本当にうれしく思っています」と喜びを語った。

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 番組は、地球と人類の滅亡を図る吸血族と人類の戦いが描かれる園監督初のオリジナル脚本のドラマシリーズ。夏帆さんは、謎の吸血鬼たちから狙われるマナミ(冨手麻妙さん)を救おうとする強大な力を持つK、満島さんはホテル・レクイエムを取り仕切る山田という謎の吸血鬼を演じた。日本での撮影のほか、バンパイアの故郷であるルーマニア・トランシルバニア地方でもロケが行われ、約4カ月間の長期撮影を行った。

 夏帆さんは「楽しかったです。今回声をかけていただいて本当にうれしかった」というが、撮影開始時には「台本が完成していなかった」と苦笑。アクションは「刀をちゃんと抜いたこともないところからのスタートだったので大変でしたね。(撮影の)記憶がないくらい」と振り返った。さらに「ルーマニア語なんて聞いたこともないのに、撮影に行く4日前くらいにルーマニア語のせりふが来た。何が正しいのかも分からない……」と明かした。

 園監督は、夏帆さんについて「Kは、恐ろしい殺し屋みたいな人がやっちゃだめ。かれんな人がいいと思って選んだ。イメージ的には少女。ばっちりはまってた」と笑顔。出来栄えには「変なトリックもCGなし。誰もボディーダブル(代役)を使わず、すごくきゃしゃな夏帆さんですらあんなこんなアクションをしている」と自信を見せ、「夏帆さんが、初めてのアクションで、体当たりでワンカットのアクションをやりこなしているんで、そのへんを注目してほしい」とアピールしていた。

 番組は同日から、Amazonプライム・ビデオで全9話を一挙独占配信スタート。

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