TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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7月の大作ラッシュを控えてやや小休止といった印象。「ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー」(3DS、アトラス)が予想通り首位を獲得。大ブレークとまではいかなかったものの非常に好調でした。
6月の売り上げは、ハードが好調な半面、ソフトが低調でした。ただ、当初は前年比大幅減を想定していただけにまずまずの着地だったと言えるでしょう。
新作「ガンダムバーサス」(PS4、バンダイナムコエンターテインメント)が断トツでしょう。「バーサス」の名を冠した久々のタイトルということに加え、初のPS4版ということで大いに期待。2位以下には「ARMS」「マリオカート8 デラックス」(ともにNS、任天堂)が続くとみています。「オメガラビリンスZ」(PS4、ディースリー・パブリッシャー)なども発売されます。
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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