TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
ウナギノボリ
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期待の「ドラゴンクエスト11」(PS4・3DS、スクウェア・エニックス)が7月29日、ついに発売されました。順位はもちろんワンツーで、3DS版は2017年度に発売された3DSのタイトルで最高、PS4版はPS4タイトルで歴代最高の初動を記録する素晴らしい立ち上がりとなりました。当初の予想よりPS4版がかなり伸びており、両バージョンを合わせると、TSUTAYAでは、大ヒットした同じスタンドアロンの「9」とほぼ同じ初動を記録しています。
引き続き「ドラゴンクエスト11」のワンツーは間違いないでしょう。3位は新作の「大逆転裁判2」(3DS、カプコン)でしょうか。20代女性の支持が高い貴重なシリーズで、同じく20代女性に人気の「レイトン」シリーズの新作「レイトン ミステリージャーニー」(同、レベルファイブ)も先日発売されて盛り上がっているだけに、本作にも期待したいところです。
1位 ドラゴンクエスト11(PS4)
2位 ドラゴンクエスト11(3DS)
3位 スプラトゥーン2(NS)
4位 レイトン ミステリージャーニー(3DS)
5位 ファイナルファンタジー12 ザ ゾディアック エイジ(PS4)
6位 Hey!ピクミン(3DS)
7位 マリオカート8 デラックス(NS)
8位 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード(PS4)
9位 すみっコぐらし ここ、どこなんです?(3DS)
10位 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームトリロジー(PS4)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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