堤真一:鈴木おさむ原作ドラマで主演 「名刺ゲーム」で敏腕プロデューサー役

「連続ドラマW 名刺ゲーム」のポスタービジュアル
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「連続ドラマW 名刺ゲーム」のポスタービジュアル

 俳優の堤真一さんが、12月に放送されるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 名刺ゲーム」に主演することが14日、分かった。堤さんがWOWOWのドラマに出演するのは今回が初。放送作家の鈴木おさむさんがエンタメ業界の裏側を描いた同名小説の実写化で、堤さんは敏腕プロデューサーの主人公・神田達也を演じ、神田を監禁し“名刺ゲーム”を仕掛けるキーパーソン「謎の男X」役で岡田将生さんも出演する。

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 「名刺ゲーム」は、華々しいエンタメ業界の裏側に隠れた闇の部分に焦点を当てた“極限のヒューマンサスペンス”。大量の名刺が散乱した地下のボイラー室で目を覚ました神田は、自分の娘(大友花恋さん)の命を救うため、足元から自分がもらった名刺を探し当て、持ち主に「正しく返す」という“名刺ゲーム”に挑むが、そこには驚くべき秘密が隠されていて……というストーリーが展開する。

 堤さんは「脚本を読んで感じたことは、僕たちは仕事しているときにたくさんの名刺をいただきますが、全部は覚えられていない。どんなに記憶をたどっても思い出せそうにない『名刺』というものが生死をかけるゲームの題材となることは、ものすごく恐ろしいなと思いました」と印象を語っている。

 また“名刺ゲーム”を通して、神田の数々の不品行と人間性が暴かれていくが、「神田という役は、マスコミ業界で生きていくという競争の中で、どういうふうに人間は変化してしまうのかという過程が描かれた人物です。人間は場面ごとに役割があって、ある場面では良い人として努力していたりするけれど、ある場面では人が傷つくような態度をとってしまったりする。状況によって神田という人間が大きく変わってしまう姿をしっかり演じていきたいと思います」と意気込んでいる。

 ドラマにはそのほか落合モトキさん、柳ゆり菜さん、河井青葉さん、夏菜さん、田口トモロヲさんも出演。WOWOWプライムで12月2日から毎週土曜午後10時に放送。全4話で第1話は無料放送される。

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