101回目のプロポーズ:続編「102回目のプロポーズ」が制作へ 唐田えりかが薫&達郎の娘役 せいや、伊藤健太郎と三角関係に

「101回目のプロポーズ」(C)フジテレビ
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「101回目のプロポーズ」(C)フジテレビ

 俳優の浅野温子さんと武田鉄矢さんの名演で人気を博した伝説の連続ドラマ101回目のプロポーズ」(フジテレビ)の続編「102回目のプロポーズ」が、鈴木おさむさんの企画で制作されることが明らかになった。唐田えりかさんが「101回目のプロポーズ」の2人の娘役で主演を務め、「霜降り明星」のせいやさんと伊藤健太郎さんが共演する。

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 「101回目のプロポーズ」は、野島伸司さんが脚本を手掛け、1991年にフジテレビの“月9”枠で放送された恋愛ドラマ。亡くなった婚約者を忘れられず心を閉ざしたチェロ奏者の矢吹薫(浅野さん)が、お見合いに失敗し続けていた星野達郎(武田さん)と出会い、達郎の猛アタックに戸惑いながらも次第に心を開いていく……というストーリー。国民的な人気ドラマとなり、達郎の「僕は死にましぇん」が流行語になったほか、「CHAGE&ASKA」の主題歌「SAY YES」も大ヒットした。

 放送作家・脚本家を引退している鈴木さんが、引退の数年前から続編ドラマの制作を熱望していたといい、今回の続編「102回目のプロポーズ」を企画。最終回で結ばれた薫と達郎はそのまま結婚し、2人の間に生まれた娘で、薫と同じチェロ奏者の星野光(唐田さん)が主人公となる。せいやさんは、これまで99回振られ続けてきたが、そんな光に一目惚れする青年・空野太陽役で、伊藤さんは光の恋人でピアニストにして御曹司の大月音役を演じる。

 武田さんも達郎役で続投。薫と結ばれ、今では小さいながらも自分の建築会社を経営しながら、薫との間に生まれた愛娘の幸せだけを願う父親を演じる。武田さんの大ファンとして知られるせいやさん演じる太陽との掛け合いが見どころの一つとなる。

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 私オムさんが脚本、「ストロボ・エッジ」「院内警察」などの木村真人さんが演出を担当する。全12話でFODで独占配信されるほか、フジテレビでの放送も予定されている。

 ◇ストーリー

 「101回目のプロポーズ」で結ばれた星野達郎(武田鉄矢さん)と矢吹薫(浅野温子さん)。その2人の娘は幸福なことに母親に似て美人に育ち、母親の才能を継いで人気チェリストとなっている、星野光(唐田えりかさん)、30歳独身。そんな光に一目惚れをするのは、空野太陽(霜降り明星・せいやさん)、33歳独身。これまで99回、女性にフラれ続けてきた、非モテ男。だが、光には、既に超イケメンでピアニストで御曹司の恋人、大月音(伊藤健太郎さん)がいて……!父親である達郎は、どちらの男を娘の結婚相手として認めるのか…認めないのか…!?

 ◇企画:鈴木おさむさん

 2022年、当時公開された「トップガン マーヴェリック」を見て、日本でも80年代90年代の名作ドラマの[続編]が作れるのではないかと思った時に、降ってきたのが「101回目のプロポーズ」の続編でした。

 あの星野達郎に綺麗な娘さんがいて、その娘に星野達郎並みにフラれ続けた男がプロポーズする恋の物語…… そんな物語も同時に思いつきました。しかも、霜降り明星のせいやとは僕が作演出の舞台で役者さんとして仕事をして、いつか彼と映像で…と思っていたのです。

 そんな思いつきを自分の中で膨らめていき、2023年に栗原(美和子)プロデューサーに話しました。当然、そんなこと出来ないだろうと思って伝えたところ、栗原Pが頑張って、時間をかけて制作OKにしてくれたのです!

 本当は僕が引退前に作りたかったけど、やはり、レジェンド作品ですから。時間をかけてみんなで作っている間に今になりました。僕が19歳の時に放送された「101回目のプロポーズ」は、僕に大きな衝撃を与えてくれました。いつかこんな物語を作りたいと強く思いました。

 あれから34年の歳月を経て、こんな素敵な物語を世に出せることを、誇りに思います。ドラマ「101回目のプロポーズ」でドキドキした人たちも、この物語を知らなかった人たちにも、期待して頂きたいです。

 ◇星野光役:唐田えりか

 この度「101回目のプロポーズ」の続編にて達郎さんと薫さんの娘、光を演じさせていただくことになりました。大名作の前作にリスペクトと責任を胸に、今の自分の精一杯をぶつけて挑みます。

 鈴木おさむさんとのお仕事はいつも私にとって高い挑戦ばかりです。心強いスタッフ・キャストの皆様と、準備期間から笑いが絶えず幸せな時間を過ごしています。面白い作品になります。是非、ご期待ください!

 ◇空野太陽役:せいやさん(霜降り明星)

 ドラマの主役もやったことないし役者さんじゃないんでこの話が来たとき断って視聴者として楽しもうと思ったんですが、何年か前からせいやでいこうと思ってたという熱い制作の方の言葉を聞いてやらせていただきますということになりました。
本当に光栄です。

 学生時代からずっと好きだった武田鉄矢さんの代表作である「101回目のプロポーズ」の続編、しかも主人公をやらせていただくのは振り返ったときに人生のでかい思い出になると思います。

 さっそく鉄矢さんと本読みしたんですがおもろすぎました。アドリブで捲(まく)し立てて俺帰りますって激巻きして帰りました。エピソードがめちゃくちゃできそうです。

 前作を汚さないように一生懸命頑張ります。みなさん是非よろしくお願いします。

 ◇大月音役:伊藤健太郎

 今回「102回目のプロポーズ」で大月音を演じさせていただく事になりました。90年代に大ヒットした「101回目のプロポーズ」の続編という事で自分に音という人物を任せていただけた事すごく光栄に思っています。監督プロデューサーとお会いしてお話をさせて頂いた時に前作に対してのリスペクトそして今作に対しての愛情を非常に感じました。
そして台本を頂き読ませていただいた時にクスッと笑えたり涙が溢れそうになったり、読み終わった後にすごく温かい気持ちになりました。

 撮影はこれからなのですが、受け取って見て頂く方々の心も優しく温かくなる様なそんな作品になれる様、精一杯音として生き抜きたいと思っています。お楽しみに!

 ◇星野達郎役:武田鉄矢

 「101回目のプロポーズ」それは遠い昔、そう三十年前に私が演じた平成の恋愛ファンタジーです。とてもとても、現実にはありえない恋物語でした。沢山の人に楽しんで貰いましたが、それが令和の世になって続編として「102回目のプロポーズ」を作ろうというお誘いを受けました。

 何やら嬉しくなり、そのお誘いをお受けしました。そう、これは終わらない恋のファンタジーの始まりです。物語に物語を継(つ)いでゆく、と思うともう楽しくてなりません。

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