放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
俳優の織田裕二さんが、WOWOWの「連続ドラマW 監査役 野崎修平」に主演することが8日、明らかになった。人気経済マンガが原作で、織田さんは持ち前の熱い正義感と人情、冷静な判断力で銀行の“悪”を暴いていく大手銀行の監査役・野崎修平を演じる。さらに、織田さんと初共演となる岸谷五朗さん、古谷一行さんが出演することも決定した。
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ドラマは原作・周良貨さん、漫画・能田茂さんによる経済マンガ「監査役野崎修平」(集英社)が原作。物語の舞台はバブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代末で、不良債権をひた隠す銀行や汚職に手を染める政治家、株主総会にのさばる総会屋……といった金と権力が渦巻く時代に、銀行員・野崎修平が正義を貫くため活躍する姿を描く痛快作だ。
織田さん演じる主人公・野崎は、おおぞら銀行地蔵通り支店長として、出世コースとは程遠い行員生活を送っていたが、支店閉鎖に伴い、監査役に抜てきされ、銀行内での不正を目の当たりにし、この銀行を変えると決意、やがて銀行が抱える「究極の闇」にたどり着く……というストーリー。古谷さんはおおぞら銀行頭取の京極雅彦役、岸谷さんは京極が出向先から呼び戻す剛腕の行員・武田真吾役を務める。
織田さんは「原作は約20年前の設定で、バブルがはじけた後の不良債権の話がベースになっています。僕が演じる野崎修平は誠実で正義感あるれる真面目なキャラクターで、演じるのはとても難しいと感じています」とコメント。岸谷さん、古谷さんとの初共演については「岸谷さんが演じる武田専務、古谷さんが演じる京極頭取は、原作では強烈なキャラクターですが、お二人がどのように演じるのか楽しみです。共演も初めてなので『これは名シーンになった』と思えるお芝居がお二人とできればと思っています」と話している。
一方、岸谷さんは「織田さんは長年真摯(しんし)に作品と向き合い、難しい作品をクリアしてきた俳優です。主人公の真っすぐさと織田さんの作品への取り組み、情熱などがリンクするような気がして、楽しみにしております」、古谷さんも「この年齢まで役者をやっていると初めての俳優さんは珍しいことですが、織田さんとは初めての仕事になります。今まで同じ作品に出演していて絡みがなかったというニアミスも無かったようです。すごく楽しみにしております」と期待している。
「連続ドラマW 監査役 野崎修平」は2018年1月14日から毎週日曜日午後8時放送。全8話で第1話は無料放送。
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