今週シネマ:13、14日公開の映画「猿の惑星」最新作、「恋と嘘」「Fate」シリーズ新作…話題作が続々

映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のワンシーン (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
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映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のワンシーン (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。13日には、猿たちと人間との壮絶な戦いを描くシリーズ最終章「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」(マット・リーブス監督)が公開。14日は、ムサヲさんのマンガを基に実写化した「恋と嘘」(古澤健監督)、人気ゲーム「Fate」シリーズの新作劇場版アニメ「Fate/stay night[Heaven’s Feel]1.presage flower」(須藤友徳監督)が公開される。

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 「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」は、「創世記(ジェネシス)」(2011年)、「新世紀(ライジング)」(14年)に続くシリーズの3作目。猿と人間の全面戦争が勃発してから2年、シーザー(アンディ・サーキスさん)率いる猿の群れは、森の奥深くに秘密の砦(とりで)を築き、滝の裏側に身を潜めていた。そこに、大佐(ウディ・ハレルソンさん)率いる軍隊が急襲。シーザーは、愛する家族と多くの仲間を失ってしまう。大佐への憎しみに駆られたシーザーは、仲間を新たな隠れ家へと向かわせ、自分は復讐(ふくしゅう)の旅に出る……というストーリー。

 オリジナル版「猿の惑星」(1968年)につながる真実が明かされる展開となっており、家族を殺されたシーザーが人間への復讐に駆り立てられる姿や、人間の残酷さが描かれ、心に訴え掛ける場面が多い。

 「恋と嘘」は、原作のマンガとは逆の女1人、男2人の登場人物が織りなすアナザーストーリーが展開。未来の日本では少子化対策のため、政府が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を通知する「超・少子化対策法」を施行。通知が来るのを心待ちにしている女子高生・仁坂葵(森川葵さん)は、誕生日の前日、幼なじみの司馬優翔(北村匠海さん)から「好きだ」と告白され戸惑う。そこに政府通知の相手で、無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤寛太さん)が現れ……というストーリー。

 「Fate/stay night[Heaven’s Feel]1.presage flower」は、三つのルートがあるゲーム「Fate/stay night」の間桐桜がヒロインの通称・桜ルートを全3章でアニメ化。第1章の本作では、主人公・衛宮士郎と桜の関係が丁寧に描かれているほか、迫力のバトルを楽しめる。特に、サーヴァントのバトルシーンが見どころの一つ。これまでの「Fate」シリーズのアニメ版でも迫力のあるバトルシーンが描かれたが、圧倒的な強さで迫るバーサカー、躍動するランサー、不気味な真アサシンなど、これまで以上に迫力のあるバトルを楽しめる。

 そのほか、13日には、渡辺航さんの自転車マンガが原作のテレビアニメの劇場版「弱虫ペダル Re:GENERATION」(鍋島修監督)が公開。14日には、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(羽原信義監督)の第3章「純愛篇」が公開される。

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