「週刊少年チャンピオン」（秋田書店）で連載中の渡辺航さんの人気自転車マンガ「弱虫ペダル」の全話無料公開キャンペーンが、マンガサイト「マンガクロス」ほかで2月1日にスタートした。2月22日発売の「週刊少年チャンピオン」12号で、高校3年生となった主人公・小野田坂道らが最後のインターハイに挑む「3年生インターハイ編」が開幕することを記念して、過去最大規模の無料公開キャンペーンが実施されることになった。

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　2月1～21日の期間限定キャンペーンで、2月1～7日にコミックス1～30巻（坂道1年生インターハイ編）、8～14日に31～63巻（坂道2年生インターハイ編）、15～21日に64～87巻とコミックス掲載前の744話～最新762話（MTB編＆坂道3年生インターハイ）が無料公開される。

　「週刊少年チャンピオン」編集部は「言わずと知れた自転車マンガの金字塔、『弱虫ペダル』！　連載期間が15年を超え、2月22日発売の『週刊少年チャンピオン』12号にて連載16周年を迎える本作の、数々の感動の軌跡を一気に読み返すチャンス！　回転数（ケイデンス）を上げて最新話まで追いつき、最後のインターハイスタートラインに立つ坂道くんたちの雄姿を……ぜひライブで目に焼き付けてください！！　一緒に歴史の目撃者となりましょう」とコメントを寄せている。

　「弱虫ペダル」は、渡辺さんが「週刊少年チャンピオン」で2008年から連載中のマンガで、フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。現在、坂道は総北高校3年生となり、自転車競技部のキャプテンとなっている。コミックスの累計発行部数は3000万部以上。

　テレビアニメも人気を集めており、第1期が2013年10月～2014年6月、第2期が2014年10月～2015年3月、第3期が2017年1～6月、第4期が2018年1月～6月、第5期が2022年10月～2023年3月に放送された。舞台化、実写ドラマ化、実写映画化もされている。