天海祐希:死の女神ヘラの迫力に脱帽「私なんてたいした“小物感”」

名古屋市内で行われた映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」の舞台あいさつに登場した天海祐希さん
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名古屋市内で行われた映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」の舞台あいさつに登場した天海祐希さん

 女優の天海祐希さんが31日、名古屋市内で行われた映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」(タイカ・ワイティティ監督、11月3日公開)の吹き替え版特別試写会で舞台あいさつに登場した。同作で、主人公の雷神ソーの前に立ちはだかる最強の敵・死の女神ヘラの吹き替えを担当した天海さんは「期待以上の迫力。天海祐希は怖いと思っていらっしゃる方も、私なんてたいした“小物感”ですよ。ラスボスはここです!って感じ」と映画のパネルに写ったヘラを指さしながら語り、観客を笑わせた。

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 天海さんは、ヘラについて「美しいし、エレガントだし、だから余計に怖い。でも彼女のいろんな思いも映画の中で分かりますので、怖いだけじゃない死の女神ヘラを堪能していただけると思う」と解説。「あああ~あって(戦いのシーンで)曲がかかって、『行けー!』って感じで試写室で立ち上がりそうになりました」と明かした。

 またヘラを演じた女優のケイト・ブランシェットさんと、米ロサンゼルスで10月10日(現地時間)に行われた今作のLAプレミアで対面した際を振り返り、「金のドレスを着て、光り輝くオーラに包まれた方(ブランシェットさん)が遠くから現れたときに、『キター!』と思いました。目の前にいらっしゃったときには青い瞳に吸い込まれそうで、あわあわしながらお話ししました」と振り返った。さらに「あんなに緊張したのに、ケイトさんは私よりお若いんですよ」と驚いた様子で、「目の高さが一緒だったのがうれしかったですね」と笑顔を見せた。

 「マイティ・ソー」は、「スパイダーマン」や「アイアンマン」などを生んだ米マーベルの人気コミックが原作。「バトルロイヤル」は、アベンジャーズの一員でもあるソー(クリス・ヘムズワースさん)の前に復讐(ふくしゅう)と野望に燃える死の女神ヘラが現れ、ソーの故郷への攻撃を始める。故郷を奪われたソーは、ヘラを倒すため盟友ハルク(マーク・ラファロさん)、宿敵ロキ(トム・ヒドルストンさん)らと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み、バトルに挑む……というストーリー。

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