良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
池井戸潤さんの小説を俳優の役所広司さん主演で実写化したTBS系の連続ドラマ「陸王」(日曜午後9時)に、「こはぜ屋」縫製課の最年少・仲下美咲役で出演している女優の吉谷彩子さんが話題だ。19日放送の第5話では、ベテラン縫製員の冨久子(正司照枝さん)の“代役”として奮闘する一方、やりがいのある仕事をやっと見つけた大地(山崎賢人さん)と励まし合う姿などが描かれた。吉谷さんといえば、転職サイト「ビズリーチ」の“CM美女”として知られているが、果たしてどのような女優なのだろうか……。
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「陸王」は、埼玉県行田市にある資金繰りに苦しむ老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、新規事業への参入を考え始め、足袋製造で培った技術を生かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズを開発しようとする……というストーリー。
吉谷さん演じる美咲は、ベテランぞろいの「こはぜ屋」縫製課の最年少で、高校を卒業してすぐに入社し、特別に器用というわけではないが真面目に黙々と仕事をこなす姿勢と、周りを気遣える優しい性格から誰からも好かれている……という役どころだ。
吉谷さん自身は1991年9月26日生まれ、千葉県出身の26歳。96年放送の同局のスペシャルドラマ「最後の家族旅行」でデビューし、子役としても活躍。以降、特撮ヒーローものからNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)や大河ドラマまで多数のドラマ、映画にも出演し、2012年放送のテレビアニメ「謎の彼女X」では、ヒロイン・卜部美琴の声優も務めたほか、オープニングとエンディングテーマの歌唱も担当した。
そんな吉谷さんが一躍、注目を集めたのが転職サイト「ビズリーチ」のCM。女性秘書役を務め、「あのCMの美女は誰?」「ビズリーチCMのショートヘアの子がいい!」とネットをにぎわせた。また、一部では女優の吉岡里帆さんに「似ている?」ともささやかれ、今回の「陸王」でもツイッターを中心に「可愛い!」という声が上がっている。
池井戸潤さん原作の「下町ロケット」と同様に、男たちの熱いドラマが見る者の胸を熱くさせる「企業再生ストーリー」の中で、“一服の清涼剤”となりつつある美咲を演じる吉谷さんの今後の活躍にも注目だ。
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