ビートたけし:19年大河「いだてん」で“落語の神様”志ん生役 「うれしくてしょうがない」と歓喜

NHKで開かれた「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場したビートたけしさん
1 / 15
NHKで開かれた「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場したビートたけしさん

 タレントのビートたけしさんが、宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で“落語の神様”と呼ばれる昭和の大名人、古今亭志ん生を演じることが明らかになった。29日、東京・渋谷の同局で開かれた会見で発表された。志ん生は「東京オリムピック噺」を劇中で語る“ドラマの顔”といえる重要人物になる。会見に出席したたけしさんは「(志ん生は)自分が尊敬する落語家。(役が)きたことがうれしくてしょうがない」と喜びを爆発させた。

あなたにオススメ

 たけしさんは「ほとんどの仕事にプレッシャーかかったことはないが、ひさびさ(のプレッシャー)。夜中に落語をしたり、頑張っています。雰囲気がでればいい。国宝みたいなひとだったから」と話し、「あとは官九郎さんが書いた台本のせいです」と話して笑わせた。

 また若き日の志ん生、美濃部孝蔵を森山未來さん、志ん生の弟子の五りんを神木隆之介さん、浅草の遊女の小梅を橋本愛さん、浅草の人力車夫・清さんをロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸さん、五りんの恋人の知恵を川栄李奈さん、“伝説の落語家”橘家圓喬を松尾スズキさんが演じることも発表された。

 「いだてん」は、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。主演は、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんと俳優の阿部サダヲさん。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶりとなる。

写真を見る全 15 枚

テレビ 最新記事