人気作家・東野圭吾さんの小説「人魚の眠る家」が、女優の篠原涼子さん主演で映画化されることが18日、明らかになった。篠原さんとは映画初共演となる西島秀俊さんも出演し、離婚寸前の仮面夫婦を演じる。「TRICK」「SPEC」シリーズなどの堤幸彦監督がメガホンをとり、2018年11月に公開される。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「人魚の眠る家」は、東野さんの同名小説が原作。2人の子供を持つ播磨薫子(篠原さん)と会社を経営する夫・和昌(西島さん)はすでに別居状態で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていたが、ある日、娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明に。医師から「脳死」宣告が下され、究極の選択を迫られた2人は、話し合いの末に臓器提供を決断するが……というヒューマンミステリー。
篠原さんは「初めて原作を読んだときから、同世代の子どもを持つ親として自分だったらどう向き合うのか? 薫子のように強くなれるだろうか? なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました」と印象を語り、「そんな作品に堤監督、旦那さん役の西島秀俊さんをはじめとするスタッフ、キャストの方々と共に向き合えるのは運命かもしれません。映画の中で答えを見つけたいと思います」と意気込んでいる。
西島さんは「愛する子供の命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることが今から楽しみです。初参加となる堤組で、この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います」とコメント。堤監督は「原作に描かれていることはたいへん難易度の高い内容ですが、それはどの夫婦にも親子にも突きつけられる究極の問題であり、だからこそ挑戦すべき作品だと確信しています。考えれば考えるほど他人事(ひとごと)ではない。心して取りかかります」と気を引き締めている。
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…
俳優の松重豊さんが、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)を監督・脚本も務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(2025年1月10日公開)の主題歌を、ロックバンド「ザ…
10月28日に発表された25~27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」(曽利文彦監…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが10月29日…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが歌う劇中歌「ビヨ…