相棒16:元日スペシャル「サクラ」きょう放送 特命係が“最高難度の事件”に挑む

人気刑事ドラマ「相棒シーズン16」の元日スペシャル「サクラ」の一場面=テレビ朝日提供
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人気刑事ドラマ「相棒シーズン16」の元日スペシャル「サクラ」の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒シーズン16」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の元日スペシャル「サクラ」が1日午後9時~11時15分に放送される。警察官に支給される拳銃=「サクラ」が使用された可能性のある発砲事件から始まる物語で、サイバーテロ、事件にかかわる高校生3人の同時失踪、さらに背後には権力者の影もちらつく“最高難度の事件”に、特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)が挑む。

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 元日スペシャルは太田愛さん脚本。歳末パトロール中の右京と亘が銃声を耳にし、現場に急行するが、そこには血痕だけがあり、犯人も撃たれた被害者も姿を消していた。使用された拳銃は制服警察官に支給される「サクラ」である可能性が浮上。捜査員が特定を急ぐ中、警視庁広報課長の社美彌子(仲間由紀恵さん)は銃に関する詳細を伏せて会見を開く。ところが、そのさなかに気象庁の緊急災害速報メールの発信元が何者かにハッキングされ、交番で警察官が拳銃自殺。そのサクラがなくなっていることが分かる盗撮映像が一般市民に拡散されてしまう……。

 サイバー犯のハンドルネームは「QTES689」。青木年男(浅利陽介さん)は、盗撮に利用された交番のパソコンから手がかりを探ろうとするが、作業を始めた途端に自爆プログラムが作動し、すべてのデータは完全に消去されてしまう。捜査本部が銃撃犯を追う中、右京は拳銃自殺した警察官について調べ始める。一方、亘は撃たれた被害者の行方をつかもうと改めて現場近辺で聞き込みを開始。有力な情報を手に入れるが、その矢先、意外な人物が亘の前に現れる。

 その後、特命係の2人は、半年前から行方不明になっている高校生の椎名智弘(小原唯和さん)が、失踪前日に発砲事件で消えた被害者と接触していたという目撃証言を得る。智弘にはコンピューターのセキュリティーの脆弱(ぜいじゃく)性を見つける大会で優勝歴があり、その時にチームを組んだ上条喬樹(健太郎さん)と富樫航太(山下真人さん)も同じ日に消息不明になっていた。

 複雑な様相を見せる事件は、永田町にも飛び火。日本政府の機密を統括する情報機関「内閣情報調査室」のトップ官僚・内閣情報官(石原良純さん)には、殺害を予告する脅迫状が送りつけられる。「内閣情報調査室」は美彌子の古巣でもあり、事件はさまざまな機関、人物を巻き込みながら進展していく……。

 「相棒シーズン16」元日スペシャル「サクラ」は、1日午後9時~11時15分に放送される。

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