西郷どん:第10回「篤姫はどこへ」 「ヒー様」の正体明らかに 謎の蘭方医登場 さらに事件!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第10回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第10回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第10回「篤姫はどこへ」が11日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。薩摩藩主の斉彬(渡辺謙さん)の密偵となった吉之助(鈴木さん)は、「ヒー様」(松田翔太さん)の正体を確かめるため、品川宿の旅籠(はたご)「磯田屋」に行く。そこで吉之助は、福井から来た謎の蘭方医(風間俊介さん)と出会う……。

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 斉彬からお庭方を命じられた吉之助は、使いで訪れた水戸藩邸で一橋家の当主・慶喜(松田さん)と遭遇。実は慶喜と“うり二つの男”を知っている吉之助は、あることを確かめるため再び「磯田屋」へ。吉之助は慶喜と“うり二つの男”と対面するも、店内では給仕のタマ(田中道子さん)が突然、倒れてしまう。すると、店を訪れていた一人の男(風間さん)が鮮やかな手つきで治療を施し、タマは事無きを得るが、男は名前も告げずに、その場を去ってしまう。

 その頃、篤姫(北川景子さん)が薩摩藩邸から失踪。吉之助は秘密裏に篤姫を連れ戻すが、斉彬は「篤姫は将軍家に輿(こし)入れをする」と言い渡す。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第9回「江戸のヒー様」は、安政元(1854)年、薩摩藩主の斉彬とともに江戸の薩摩藩邸に到着した吉之助は品川宿の旅籠「磯田屋」で、かつて救うことができなかった貧しい農民の娘・ふき(高梨臨さん)と再会する。美しく成長したふきをひいきにしているのは、周囲から「ヒー様」 と呼ばれる町人風の色男で……という展開だった。

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