市川猿之助:日曜劇場「ブラックペアン」で復帰後初のドラマ出演 外科教授役に

連続ドラマ「ブラックペアン」に出演する四代目市川猿之助さん(C)TBS
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連続ドラマ「ブラックペアン」に出演する四代目市川猿之助さん(C)TBS

 歌舞伎俳優の四代目市川猿之助さんが、人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演で4月からスタートするTBS系の日曜劇場「ブラックペアン」(日曜午後9時)に出演することが11日、明らかになった。昨年の「スーパー歌舞伎II ワンピース」の上演中に骨折した猿之助さんは、今作が復帰後初のドラマ出演で「個人的には、最近優秀なお医者様と接することが多かったので、役作りの中で存分に生かせたらと思います」と意気込んでいる。

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 ドラマは、「チーム・バチスタの栄光」などで知られる海堂尊さんの小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作。天才外科医が病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省との癒着問題など、さまざまな闇が渦巻く大学病院に立ち向かう姿を描く。二宮さんは「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた人気ドラマ枠「日曜劇場」初主演で、“オペ室の悪魔”と呼ばれる天才外科医・渡海征司郎(とかい・せいしろう)を演じる。

 猿之助さんが演じるのは、物語の舞台となる東城大学と対立する“国立の雄”帝華大学の外科教授・西崎啓介で、日本心臓外科学会の理事長の座を巡って東城大学の教授・佐伯清剛(内野聖陽さん)と争う重要な役どころになるという。

 ◇市川猿之助さんのコメント

 素晴らしい作品に、すてきな共演者、スタッフの皆さまと共に参加させていただけますこと、とてもうれしく思っております。個人的に最近優秀なお医者様と接することが多かったので、役作りの中で存分に生かせたらと思います。1人でも多くの方々に楽しんでいただけるよう、日々取り組んでまいります。

 ◇プロデューサー・伊與田英徳さんのコメント

 舞台やテレビで拝見していて、いつか市川猿之助さんとドラマでご一緒したいと思っていたところ、昨年9月に「スジナシ」という舞台でたまたまご一緒させていただき、ますます思いが強くなりました。今回、思い切ってオファーしたところ、運良く機会をいただくことができ大変うれしく思います。また、昨年けがをされて以来、復帰作となる作品にこのドラマを選んでいただけたことに大変感謝しております。猿之助さんが演じられる西崎は、内野聖陽さん演じる佐伯と敵対する役なのですが、物語が展開する上で非常に重要な役どころとなります。どのような西崎教授を見せていただけるのか楽しみです。

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