半分、青い。:次期朝ドラ劇中マンガにくらもちふさこ 名作が“そのまま”登場

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でカリスマ少女マンガ家・秋風羽織を演じる豊川悦司さん
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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でカリスマ少女マンガ家・秋風羽織を演じる豊川悦司さん

 永野芽郁さん主演で4月にスタートするNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」の劇中マンガに、「天然コケッコー」などで知られるくらもちふさこさんの名作が、タイトルもそのまま使用されていることが16日、明らかになった。ヒロインの鈴愛(すずめ、永野さん)に大きな衝撃を与える少女マンガ家の秋風羽織(あきかぜ・はおり、豊川悦司さん)の作品として、くらもちさんの「いつもポケットにショパン」「東京のカサノバ」「アンコールが3回」などが劇中に登場する。

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 制作統括の勝田夏子さんは「ヒロインに『世界の扉が開いた』と思えるほどの衝撃を与え、少女マンガの世界に飛び込ませるカリスママンガ家・秋風羽織。その作品たちは、鈴愛の青春時代である80年代にも、ドラマを放送している現代においても、常に憧れを抱かせる『ホンモノ』でなければなりませんでした。(脚本家の)北川悦吏子さん、豊川悦司さんも大きな影響を受けた、くらもちふさこさんの珠玉の作品たちを、ドラマの中のパラレルワールドでお楽しみください!」とコメントしている。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。4月2日スタートで、全156回を予定。

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