放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
4月11日スタートの連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系、水曜午後10時放送)で主演を務める女優の吉高由里子さんが、このほど東京都内で原作者の阿川佐和子さんと共に取材に応じた。吉高さんは、演じる駆け出し検事の竹村凜々子(りりこ)について「一生懸命で熱があるから、空回ってしまうような人物」と話した。
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見どころについては「頑張っているんなら失敗して壁にぶち当たっても、成長につながる。見ている人の失敗の概念が変わるドラマになるんじゃないかなと思います」と語った。
阿川さんは、女性検事とプライベートでゴルフをしたことがあり、その際に「検事さんっていう存在が、どういうことを考えて、その職業を選んだのか」といった会話をしたことがきっかけで小説を執筆したことを明かした。
阿川さんは「弁護士さんの方が良い人っていうイメージで、検事は悪役として扱われることが圧倒的に多いですね。頭は良いけど、弱い者をこらしめていると見られがちで。そうじゃない、検事には検事の正義があるんだって」ということも原作で描かれていると語った。
吉高さんが演じる凜々子については「(活字とは違って)新たな感動や影響、理解などが与えられるものだと思っているので、吉高さんにやってもらえるのは、本当に光栄です。(吉高さんは)特に声の色合いが豊かだなって思っていて。もちろんきれいだけど、きれいだけじゃない。いろんな色を出す女優さんって楽しみですよね」と話すと、吉高さんは「恥ずかしい(笑い)。私は阿川さんみたいな声が良かったな。ハキハキしていて、上品な声で」と恐縮していた。
ドラマは、小説「正義のセ」シリーズ(角川文庫)が原作。吉高さん演じる真っすぐすぎるほど真っすぐな新米女性検事・竹村凜々子が仕事に恋に悪戦苦闘しながら、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら成長していく姿を描く。
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