アニメなどの映像作品を企画、制作するアニプレックス(東京都千代田区)と映像技術「Live2D」を開発するLive2D社(東京都新宿区)が業務資本提携を結んだことが28日、明らかになった。アニプレックスがLive2Dの株式の過半数を取得した。アニプレックスは、Live2Dを使用した長編劇場版アニメを制作する。
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Live2Dは二次元でしか表現できない“絵”を3Dのように動かす映像技術で、国内外300以上のアニメ、ゲームなどに使用されている。業務資本提携を機に、Live2Dはソフトウエアの開発を強化するほか、デザイナーなどの人材採用を行う。
アニメやアプリゲームにおいて広く利用されているソフトウエア「Live2D」を有するLive2D社と話し合いをしていく中で、同社の技術を駆使した長編映像制作を行いたいという熱意を強く感じました。今回の提携によりアニプレックスはLive2Dのビジネスを支援しながら、共に映像技術をさらに進化させ、さらなる映像表現を追求していけば全く新しい映像作品ができると確信しております。長い道のりかもしれませんが、ぜひご期待ください。
Live2Dは国内外のアプリゲームを中心に普及が進んでいます。今回、エンターテインメント事業を全世界規模で展開するアニプレックスとの提携により、長編アニメーション映画制作に挑戦する機会をいただきました。アプリゲーム業界向けのツール開発をこれまで以上に加速させつつ、革新的な映像表現と、それを実現する技術を提供することで、2Dコンテンツ、そしてそれを支えるクリエーターの発展に貢献できると確信しております。
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