新日本プロレスの棚橋弘至選手の主演映画「パパはわるものチャンピオン」(藤村享平監督)の予告編が23日、公開された。予告編には、棚橋選手演じる大村孝志が、自身の職業が悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクだと息子の祥太(寺田心君)に知られてしまい思い悩む姿や、プロレスラー役で出演するオカダ・カズチカ選手と対戦するシーンなどが収められている。また、マスクを取った孝志の姿が写し出されたポスタービジュアルも公開された。映画は9月21日公開。
ウナギノボリ
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映画は、絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」(ともに作・板橋雅弘さん、絵・吉田尚令さん、岩崎書店)が原作。かつて人気レスラーだった大村孝志は、けがや世代交代の影響で今は悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクとして懸命に戦っていた。孝志と妻の詩織(木村佳乃さん)は息子の祥太に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、祥太はひょんなことから父親の仕事を知ってしまい……というストーリー。
主題歌をシンガー・ソングライターの高橋優さんが担当することも発表された。タイトルは「ありがとう」で、高橋さんが映画のために書き下ろした。高橋さんは「いつも近くにいさせてもらえるからこその心の安らぎと、すれ違い。愛するがゆえの葛藤。いいことばっかりじゃないけどやっぱり大切な人。そんな二人三脚のような人間関係の歌を作りたいと思いました」とコメントを寄せている。
主題歌を聴いた棚橋選手は、「先日、高橋優さんと2人でお話しする機会に恵まれました。主題歌を作る前に作品を何度も何度も見ていただいたそうです。それだけでももう感動なのに……。感謝の言葉『ありがとう』。伝えなきゃなあと思いながら、できていないことが多い日常。家族に、嫁さんに、子供に、友達に、同僚に……。『ありがとう』は『有り難い』が語源で、なかなかないことなんですね。当たり前は当たり前じゃないと。優しく、かつ、力強いメロディーラインに心が震えました。『ありがとう』で生きていこうと、この曲を聴き終えて、改めて思いました。最高」と思いを語っている。
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