モンスター
#4 空気の行方
11月4日(月)放送分
女優の広瀬アリスさんと俳優の滝藤賢一さんが、7月期の連続ドラマ「探偵が早すぎる」(読売テレビ・日本テレビ系、7月19日から毎週木曜午後11時59分~)でダブル主演することが30日、明らかになった。2人は今回が初共演。広瀬さんは「台本を読ませていただいて、すごく面白かったです」と話しており、滝藤さんは主演について「平静を保とうとしましたが、にやけてしまい、ビローンと鼻の下が伸びました(笑い)。やはり俳優をやっている以上、主演を張りたいという気持ちは持ち続けているのでうれしいです」とコメントしている。
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第51回メフィスト賞を受賞した井上真偽さんの小説(講談社)が原作。わずかな違和感を察知し、事件を未然に解決する探偵・千曲川光の活躍を描く。千曲川が受けた依頼は、父の遺産5兆円を相続して悪党たちから命を狙われる女子大生・十川一華を守る……という内容だ。
ドラマは、一華(広瀬さん)が5兆円の遺産を引き継ぎ、父の兄弟姉妹の大陀羅一族から命を狙われるというストーリー。強欲な一族は、一華をいち早く殺害した者が5兆円を独り占めできる協定を結び、あの手この手を使って一華の命を奪おうとする。一華の家政婦・橋田は「一華を守ってほしい」と探偵の千曲川(滝藤さん)を雇う……という展開。脚本はドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」などを手掛けた宇田学さん、監督は、ドラマ「リピート~運命を変える10か月~」などの湯浅弘章さんらが担当する。
――このドラマの出演が決まったときの感想を聞かせてください。
「平静を保とうとしましたが、にやけてしまい、ビローンと鼻の下が伸びました(笑い)。やはり俳優をやっている以上、主演を張りたいという気持ちは持ち続けているのでうれしいです。広瀬アリスさんとダブル主演ということで、とても心強いです。
――探偵もののドラマはいろいろありますが、この作品はどんな探偵ドラマにしたいですか。
このドラマは事件が起きないということですから、起承転結の“起”がないってことですよね。探偵ドラマは数多く作られていますが、こんなことは初めてですので、少し不安な気持ちもありますが、これから監督とセッションして、見ている方に楽しんでいただける作品にしたいと思います。
――過去の探偵ものはキャラクターが強い。千曲川は何か特徴がありますか。
逆にキャラクターが弱すぎるって、どうですか。全く印象に残らないみたいな(笑い)。衣装はいろいろと変えていく予定です。「毎回、違う衣装を着る」と、今は僕が勝手に決めさせていただきました。ロングコートを着たり、サングラスを掛けたり。実現するか分かりませんが、遊び心を持っていろいろな所で千曲川を楽しみたいです。
――どんなふうに演じるかイメージは膨らんでいますか?
自分がどう演じるかよりも、共演者の方々とのセッションを大事にしたいです。連ドラの醍醐味(だいごみ)は放送されたものを見て、いろいろチャレンジできるところだと思っているので、回を重ねるごとにキャラクターの可能性を大きく膨らませていきたいです。
――ダブル主演を務める広瀬アリスさんの印象を教えてください。
包み込むような女性らしさの中にジャンヌ・ダルクのようなたくましさを内に秘めている方という印象ですが、固定観念にとらわれたくないので、広瀬さんとお会いできる日を楽しみにしております。
――もし一華のように5兆円が手に入ったらどうしますか?
5兆円……。全くピンとこないですね。寄付します。僕はそういうことがあると運を使っている感じがして……。だから、くじも引かないです。当たりたくないんですよ。俳優としての運を取られる感じがして(笑い)。
――「早すぎる探偵」というタイトルですが、何か自分の中で人より早いものはありますか。
撮影が終わったら即家に帰ることです。現場から控室に戻るまでの間にもう半分くらい衣装を脱いでいますから(笑い)。現場が嫌いなわけじゃないですよ! 朝も早くて午前5時くらいには起きていますね。Time is moneyです。
――最後に視聴者にメッセージをお願いします。
この作品に、今までの、そしてこれからの俳優人生のすべてをかけます! 視聴者の方には謎解きや痛快な解決劇を楽しんでもらえたらうれしいです。登場人物のキャラクターが濃いのも見どころですね。僕も今からどうなるのか楽しみでなりません!
――ドラマの出演が決まったときの率直な感想をお聞かせください。
台本を読ませていただいて、すごく面白かったです。台本を読んでケタケタ笑いました(笑い)。一華ちゃんは遺産目当てで狙われるということで、一華ちゃんを軸に物語が展開されていくんですけど、一華ちゃんの振り回され具合がすごく面白くて……。やりとりも面白いですし、すごく撮影が楽しみだなと思いました。一華ちゃんには全く分からないまま事件を未然に防ぐということなので、それもすごく楽しみです。
――一華という役柄について
愛らしくてコミカルなキャラクターという印象で、演じるのがすごく楽しみです。テンション的な部分でいうと私とすごくソックリだと思います(笑い)。一華ちゃんは「いや~あ」「うお~っ」ってセリフが多くて、早くこのキャラクターを演じて色を付けたいと思いました。私もリアクションが大きいって言われます(笑い)。
――役作りのイメージは膨らんでいますか?
あまりガチガチに決めることはないです。まだ手探り状態なので、クランクインして皆さんとお会いして、どういうふうになっていくのかなって思っています。
――探偵ドラマにはどんなイメージを持っていますか。
結構見ているんですけど、シリアスなシーンが多い印象です。今回はコメディーの部分もあるので、今までにないポップでコミカルな、とても面白い探偵ものになると思います。
――ダブル主演を務める初共演の滝藤さんの印象を教えてください。
年末の番組に結構面白く出ていらして、その印象が強いです(笑い)。実際にお会いしたらどんな方なんだろうって全く想像つかないですね。テンポのいい掛け合いもあるので、いろいろお話をさせていただいて、うまくできたらなと思います。今から楽しみでもありますし、緊張もしています。
――もし一華のように5兆円が手に入ったらどうしますか。
必要なものと欲しいものを買って、寄付したいと思います。欲しいものは超現実的に大きいベッド(笑い)。ビビッちゃって使えないタイプなんです。現場で、共演者の皆さんと「5兆円あったらどうします?」って会話をしたら楽しそうですね。あとは乗馬が趣味なので、馬が欲しいです。
――「早すぎる探偵」というタイトルですが、何か自分の中で人より早いものはありますか。
唯一早いのは帰り支度くらい(笑い)。どの現場に行っても早いって言われるんです。それでも衣装から私服に着替えてメークを落として「お疲れさまでした」って帰っていくだけなんですけど、早いらしいです。早くワンちゃんに会いたいので直帰ですね。それ以外は全部遅いです。支度もいつもギリギリまでやっています。
――最後にドラマの見どころを教えてください。
今までにない探偵ものということで、謎解きだけではなく、コミカルなやりとりがあったり、クスッと笑えるシーンがあったり、出てくるキャラクターが濃かったり、見どころが本当にたくさんあるので、深夜に笑ってもらえればいいなと思います。
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