AKB48小栗有以:「マジすか」シリーズ最新作で連ドラ初主演 「新しい風を吹かせたい」

連続ドラマ「マジムリ学園」に主演する「AKB48」の小栗有以さん(C)「マジムリ学園」製作委員会
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連続ドラマ「マジムリ学園」に主演する「AKB48」の小栗有以さん(C)「マジムリ学園」製作委員会

 アイドルグループ「AKB48」の小栗有以さんが、7月スタートの学園ドラマ「マジムリ学園」(日本テレビ)で主演を務めることが1日、明らかになった。小栗さんは、生徒会長を頂点に厳しいヒエラルキーが存在する学園で、それに屈することなくわが道を進む転校生・リリィーを演じる。

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 ドラマは、AKB48などをプロデュースする秋元康さんが企画・原作を手がけ、AKB48メンバーが総出演したドラマ「マジすか学園」シリーズの最新作。ドラマの舞台は、日本有数の大企業である不動産会社「神崎ランド」によって作られた、私立嵐ヶ丘学園で、そこには、同社の社長令嬢である生徒会長・カイザーの下に組織された生徒会メンバーや、親衛隊と呼ばれる実行部隊の「選民」、それ以外の「平民」というヒエラルキーが存在し、学園は生徒会長の圧倒的な力で支配されていた。

 そんな学園に、転校してきたリリィー(小栗さん)だけは、平民にもかかわらず、生徒会の命令に従わずわが道をいく。その姿に触発されたヒナ、バラ、スミレの3人は「リリィーとならマジで学校、変えられるかもしれない」と華組を結成、学園の反逆者となる……というストーリー。華組の中心メンバーである、ヒナこと朝陽日奈をAKB48の岡部麟さん、バラこと桑原郁美を向井地美音さん、スミレこと山本菫を倉野尾成美さんが演じる。

 生徒会長・神崎亜蘭(カイザー)役は「NGT48」の本間日陽さん、生徒会副会長・加藤綾乃(ビスマルク)役は同グループの荻野由佳さんで、一番隊隊長・葵日向(アインツ)役で同じくNGT48の加藤美南さん、二番隊隊長・菊池知子(ツヴァイ)役でAKB48の谷口めぐさんが出演する。

 また、すさんだ町にある荒地工業高校の最強リーダーで、最後にはリリィーの最大の敵となる松本聖子(卍)役を「STU48」の瀧野由美子さん、華組の味方になるエロ先生こと後白河法子(ラマン)役をAKB48グループの総監督・横山由依さんが演じる。リリィーや華組と戦う史上最強の男として、元大関の把瑠都さんや、元K-1王者の城戸康裕さんらも出演する。

 ドラマは7月26日から毎週水曜深夜0時59分放送。小栗さんのコメントは以下の通り。

 ◇小栗有以さんのコメント

 ――今まで先輩方がやられてきた「マジすか」シリーズの主演をやると聞いたときは?

 最初「主演」というお話を聞いたときは信じられなかったです。少し前からちょうど「マジすか」とかドラマに出たいなとすごく思っていた時期だったので、このお話が来て、とてもうれしかったですし、今まで先輩方が作ってきた作品とはまた違う、自分らしい作品を作れたらな、という気持ちです。

 ――小栗さんが演じるリリィーはどんな女性?

 リリィーは周りに何を言われようと「自分は自分」と突き進む人。私も「自分らしく」というのを(元AKB48の)渡辺麻友さんから教えていただき、そう思って活動していますが、それはとても難しいことだと感じています。リリィーと自分は違うので、最初は感情の入れ方に苦戦しましたが、撮影が進むにつれて“自分ではない人”を演じるのは楽しいと気づきました。そう気づいた後は撮影がとても楽しいです。

 ――アクションシーンの撮影はどうでしたか?

 今回は今までの「マジすか」よりもアクションが多いですし、難度も高いです。最初は本当に難しく稽古(けいこ)の時も緊張していましたが、撮影をしていく中で、アクション部の方やカメラマンさんに褒めていただくこともあり、すごくうれしかったですし、少し自信がつきました。アクションは楽しくて大好きです。

 ――男性相手にアクションをするのは?

 Kー1選手や元力士の方とのアクションはとても大変だったのですが、皆さん「(実際に)当てて大丈夫だよ」と言ってくださったりして、とても安心感がありました。共演者のみなさんに本当に助けられました。

 ――チーム8のメンバーとも共演していますね。

 チーム8のメンバーも出演すると聞いて、それが華組というメイングループのメンバーだったので、さらにチーム8をみなさんに知っていただけるチャンスだなと思います。個人としても、若いメンバーとしての新しい風を吹かせる時が来たという気持ちになりましたし、素直に「すごくうれしい」とみんなで話しました。

 ――ドラマの見どころは?

 このドラマは内容もストーリーもすごく濃くてアクションもたくさんあります。この作品を通して、私のことをまだご存じない方にも注目していただける機会にもなりますし、AKB48の新しい風を吹かせたいと思います。この作品がAKB48の歴史に残るような作品になるんじゃないかと思いますし、そういう作品になってほしいなと思います。特にアクションに注目してください!

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